2014年2月12日水曜日

仏世論調査 極右派の国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペン支持はフランス人の三分の一

フランス人の34%が極右派の国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペンの考えに共鳴し支持していることが世論調査でわかった。FNのフランス国民へのイメージは良くなっていて、FN支持の傾向は今後も更に強まっていくことが指摘されている。世論調査は地方選挙投票日40日を前にしてルモンド紙、仏国営ラジオ・フランス・アンフォ(RFI)、テレビ・カナル・プリュスのために調査はTNS-Sofres社がおこなったもの。しかしながらFNの政治プログラムの目玉であるユーロ廃止には64%が反対、賛成は29%であった。



1月30日から2月3日にかけて1021人をサンプルにしておこなわれた直接面接法での世論調査ではフランス人の58%以上がマリーヌ・ル・ペンはFN陣営を越えて支持を集めることが可能であると見ていることもわかった。マリーヌ・ル・ペンの人気はフランス人の日常の問題を理解しているとし40%ほどのフランス人は彼女はフランスの問題を新しい考えで解決してくれると判断しているという。

2011年にはFN支持は22%であった。マリーヌ・ル・ペン支持は2012年では31%、2013年では32%と上がってきている。