2014年3月11日火曜日

「メディアパート」がバルツ仏内相を編集室スタジオに招待出演 未購読者も無料招待

3月12日20時30分からマニュエル・バルツ仏内相がインターネット新聞のメディアパート(Mediapart)社のクラブに実況中継で招待出演する。次の首相との予測もあるバルツだがフランスの抱える移民問題、安全対策などあらゆる角度から「メディアパート」のジャーナリストが質問する。クリスチャン・トビラ法相、セシル・デュフロ住宅相(前欧州エコロジー・緑の党EE-LV代表)などの同社への招待出演は非常に面白いものがあった。

この特別企画では18時からウクライナ危機を解明する。司会はジョゼフ・コンファブロー氏。出席はロシア研究センターのトーマ・ゴマアー研究員。政治学者でロシア・ウクライナ・ベラルーシの専門家アレクサンドラ・グージョン氏。


19時からは極右派の国民戦線(FN)を取り扱う。司会はジョゼフ・コンファブロー氏。マルチン・トルシ氏とアイデ・サベラン氏が出演。

20時30分からはマニュエル・バルツ仏内相が出演。フレデェリック・ボウモン氏と「メディアパート」の会長エドウィ・プレネル氏が司会をする。

1)カリンヌ・フートー記者が移民問題について質問する。ルイズ・フェサルド記者は政治問題を質問。

2)ファブリス・アルフィ記者とカール・ラスキ記者とがバルツ内相が市長をしていたエブリー市の隣町コルベーユ・エッソンヌ市のダッソー事件やカユザック事件の汚職問題を質問する。

3)ステェファン・アリエス記者とレナイグ・ブルドー記者が最後にバルツ主義は社会主義なのか?を問う。政治的な立ち位置や経緯、主義、野望、権力の不人気などを質問する。

なお「メディアパート」は大きな膨らみを見せてタコの足のように広がったフランスの億万長者ベッタンクール事件ではベルサイユ裁判所がその事件の掲載サイト記事の引き上げを命じた。しかしベッタンクール事件はまだ終結していない。

12日にサルコジ氏の同事件での現金受け取り疑惑の一応の判決がでる。その意味でも今回の「メディアパート」のバルツ招待は注目すべきものがある。

「メディアパート」は以下を参照。

Mercredi 12 mars. Manuel Valls face à la rédaction de Mediapart