2014年3月24日月曜日

フランス地方選挙予測 パリ市長にイダルゴ

パリ市長には最終的には左派連合のアンヌ・イダルゴが当選する予測だ。これは左派系新聞リベラション紙とインターネット新聞のメディアパー社の分析で、人口の多いパリの12区と14区を勝ち取らなければならないからだ。ここで圧倒的な強さをイダルゴは持っている。対候補のナタリー ・コシュスコモリゼ前エコロジー相はサルコジのスポークスマンもした大物だが、サルコジのカーン市での嘘の講演に呼応して一緒に福島原爆の視察をして来たことになっている人だ。


パリ14区では右派連合のコシュスコモリゼは、左派連合のカリーヌ・プチの37.89%に次ぐ2番目で投票率33.10%であった。ブローエル・セリア欧州エコロジスト・緑の党(EE-LV)は8.78%を獲得。極右派の国民戦線(FN)は5.74%。

パリ12区は右派連合のバレリー・モンタンドンが33.34%で、左派連合のカトリーヌ・バラティ-エルバズ37.40%を引き離している。欧州エコロジスト・緑の党(EE-LV)のクリストフ・ナドウスキーは10.06%を獲得した。最終投票では社会党に合流する模様だ。極右派の国民戦線(FN)はここでは6.77%であった。

パリ15区の第一回目の投票では、左派連合候補のイダルゴは29.10%。右派連合の現市長フィリップ・グージョンが48.56%を獲得した。