2014年3月24日月曜日

政治は事実とは違う メディアが演出するフランスの地方選挙投票

【今日の雑談/3月24日】フランスの地方選挙の第一次投票の結果がでた。社会党の後退と極右派の国民戦線(FN)の善戦が投票率が悪かったこと供に指摘されている。来週の第二次投票では左派系に特に多かったといわれる棄権者だが、はたして投票所に姿をだすか。また彼らがオランド大統領の政治に失望したからだともメディアは解釈するが、はたしてそうなっているのかどうかがわかるだろう。政治は事実とは違う。政治は演劇であり造作であるところが多い。
真実とは関係ない所で人々は投票を決める。その事実とは異なる虚構演出にジャーナリストやメディアが関係していて、それがフランスの現代の投票行動を決めるようになっている。オランドはそれを握ってはいないのである。昨夜おこなわれた国営3チャンネルでの選挙討論会に出席した左派連合のパリ市長候補イダルゴのスポークスマンは討論のデバ終了時に女性司会者が握手を求めたが、彼はそれを拒絶した。