2014年5月31日土曜日

仏映画スターのドパルデュー 仏所得税75%を逃れ ロシアに6%納税

オランド仏大統領の高額所得者税75%に反対してロシアのプーチンからパスポートをもらっていた仏映画スターのドパルデューが6%の所得税をロシアに払ったと報道された。ドパルデューはフランスの税制に反対して国外に出た一人で2013年からロシアの市民権をとっている。フランスの映画で儲けているスターだがフランスには税金を払いたくないとする人物だ。
デラックス商品を取り扱う仏高級品製造会社LVMHグループのベルナール・アルノー( Bernard Arnault)会長などは、フランスに税金を払うと改心しベルギーの市民権を取る事を止めた。

フランスが失業が多い中で大金持ちが税金も払わずに自分だけ甘い汁を吸うのはフランスのようなカトリックの多い国では恥ずかしい行為と解釈されるのは勿論だが、その前に人間性の次元で問われる問題があろう。