2014年6月7日土曜日

オランド仏大統領が発表 明日プーチンがウクライナへ大使を派遣すると ノルマンディ上陸作戦70周年記念式典の収穫

6月6日、ノルマンディ上陸作戦70周年記念式典がスワード海岸で開催され、6時30分に終了した。式典の最後にインタビューを受けたオランド仏大統領は、昨夜、ロシアのプーチン大統領とウクライナの新大統領と会って話した。メッセージは伝わった。明日プーチン大統領はウクライナに大使を送るといったと答えている。今後に意味をもつ重要なもので、6月6日は大事な一段階であったとも話した。オバマは式典退場ぎわのぶらさがりインタビューで、これは大変に大事なことであったと笑顔で機嫌がよかった。

オランドはあと10年後の80周年記念式典は今日のような証人はもういないかもしれない。世界の分離が危惧されている時に平和の為に必要であったと語った。

フランス国営放送テレビA2は演劇を放映している最中にナレーションに重ねジャーナリストの解説が入り聞きにくい。TF1はその辺の解説が無く非常によかった。

しかしオランド大統領への質問であなたは本当にロシアとウクライナが危険な状態にあると思うのですか?との質問には驚ろかされた。

今回のノルマンディ上陸作戦70周年記念式典はロシアのプーチン大統領やオバマ米大統領などが一堂に会した重要な意義がある。ドイツのアンゲラ・メルケル首相も来た。ドイツ国民もナチスの犠牲者でありドイツ国内にレジスタンスがあったことも話された。

演劇的演出が最高に下手なオランド大統領だが、世界の敵対国の一方を排除するのではなく包み込む器量があるところは関心させられる。しかし世界の報復の怨念を無くすことができるかが今後の課題だ。