2014年6月10日火曜日

W杯開催はブラジル市民に利益なし 街路封鎖はメトロ従業員賃上げスト便乗

ブラジルの首都サンパウロではW杯開催を前に、メトロ従業員の賃上げ12.2%を要求ストライキが続いている中、9日には市民数百人がこれを支持して町の街路を封鎖しゴミ箱を焼いた。機動隊が出動し催涙ガスなどを放ち市民は街路は解放することになった。メトロは日に450万人が使っていて、サッカー会場への交通にも使用される。この市民による街路封鎖には、W杯は一般庶民を利益するものではないという認識があり、W杯開催に疑問をもっているためだ。


ブラジルで開催されるW杯では、12日の開幕戦ではブラジル対クロチアに66万人の人出が予想され11カ国の首相も出席する。