2014年7月8日火曜日

「サルコジ起訴で、判事をいじめるな」とジュッペ元首相が教訓 「傲慢だ」と元サルコジ特別顧問が反発

ボルドー市長のアラン・ジュッペ元首相が7月2日に国民議会連合(UMP)に対し、「起訴されたからといって、判事を凹ますものではない」とサルコジとその取り巻き一派を教訓した。ところがこれに対しイヴリーンヌ県議員でサルコジの原稿を書いていた元仏大統領特別諮問官のアンリ・ゲィノ氏は「起訴されたことのあるジュペの話しなど聞けるか、傲慢だ」とグラン・ランデブー(ヨーロッパ1/ルモンド紙/iTélé共催の番組)で怒りを見せた。
サルコジはパリ最高裁に起訴されたことで判事の一人に言いがかりをつけていた。これは共和国の価値を損ねる態度だと仏憲法審議会議長などからも指摘されている。サルコジは仏大統領のときにベッタンクール事件のクーロワ判事やモナコ国家審議会議員に天下りを希望していたジスベール判事を任命し自分の裁判の情報提供役として使っていた疑いでもっか起訴さえているわけだ。