2014年9月7日日曜日

マリーヌ・ペンの極右派系フロンナショナル(FN)党の夏季集会にジャーナリストの入場拒絶

マリーヌ・ペンの極右派系フロンナショナル(FN)党の夏季集会が5日に南仏のフレジュスで行われたがインターネット新聞のメディアパー社のジャーナリストが入場を拒絶された。このことを問題視したフランス通信(AFP)、ルモンド紙(Le Monde)、ユマニテ紙(L'Humanité)、ルラビ(Le Ravi)、政治暴露記事専門のカナールアンジュネ紙(Le Canard enchaîné)、ラジオRFIなどがフロンナショナル(FN)党の夏季集会をボイコットすることにした。三人のFNのメンバーが出口まで連行していきジャーナリストのつけていたプレス入場許可証明のワッペンをもぎ取ろうとしたという。他のカメラマンも暴力をうけるという事件になった。

これまでにも同様な拒絶は、FNを批判するメディアや研究者が被害にあっていた。これではFNは民主主義 と同居はできなくなってしまう。FNの正常化は嘘になってしまうとメディアパー紙は書いている。フランス国営放送テレビA2はこのニュースは全然伝えずに、極右派系(FN)党のマリーヌ・ペン党首が同党の夏季集会でフランソワ・オランド仏大統領を批判したことだけ報道している。