2014年11月8日土曜日

「コメディ フランセーズ」の著者ベナムーは サルコジを「世論調査」に頼りすぎた「確信のない男」と暴露

「コメディ フランセーズ」という題の本を書いたサルコジ前大統領の側近であったジョルジュ・マルク・ベナムー(Geroges-Marc Benamou)氏はRMCラジオに出演し、「サルコジは市場調査会社の社長であって政治的な確信はなかったのだ」と内情を暴露した。パトリック・ビュッソンの影響もあってサルコジは世論調査に金をつぎ込み私的な調査の費用まで大統領官邸エリゼ宮殿にこれを支払わせた容疑で調査がなされている。ベナムー氏はサルコジは世論調査を信用し過ぎてこれに振り回されたのだ。彼は政治家としての確信が十分になかったためだといっている。「コメディ フランセーズ」の本は2007年にサルコジが大統領に就任してからの18ヶ月間にわたって同氏が協力者として働いた大統領官邸エリゼ宮殿内部を明かしたもの。ベナムー氏はサルコジの頭がどうかしていることに気がついて彼から離れたといっている。

そこでは、サルコジらが参謀会議を行ったベルサイユ宮殿離宮での会話が録音され、これが最近暴露されたことなどが話題になっている。この録音はビュィッソン氏が記録ノートとして録音していたものだ。ビュッソン氏はサルコジ前大統領の顧問役であり世論調査の専門家であって2012年の大統領選挙の作戦会議などの記録を無断で録音して保存していた。