表現の自由を抑圧する暴力テロを抗議したフランスの1月11日のデモ集会は歴史的な大成功となりました。もし話すこと、書くこと、描くことを瞬時でも止め批判を忘れ口を閉ざしたのならば、その時にはファシズムの全体主義が襲ってくることをフランス人だけでなく世界の人々が確認し立ち上がったのです。「私はチャルリー」「我々はみんなチャルリー」と言ったのは、人間を盲目にする全体主義の弾圧に抗して闘って死んでもいいという、表現の自由を守る決意が参加者たちに現れたものでした。この日のデモは鉛筆やペンを手にして抗議デモを行った。こんな共和国の精神つまり民主主義 を守る集会はかって存在しなかったのでした。この大成功を不満に思うサルコジ前大統領や、サルコジの2007年の仏大統領選挙運動二重請求書(ビグマリオン事件)で辞任したコッペ国民運動連合(UMP)議長からの反撃が開始されたと、今日の朝の国営ラジオ・オフランスアンフォで紹介されています。
民主主義 は壊れやすくそれを守る必死の闘いがなければ存在しないということを世界が再確認したのだと思います。