明日14日に出るチャルリー・ヘブドの一面トップはモハメッドを描いているわけですが、このルモンド紙のプランチュの風刺画は、これを異なる宗教者達みんなが喜んで読んでいるということです。これが共和制フランスのめざすものなのです。誰も見たことのない筈のモマメッドですが、彼が涙をながして全てが許された、私(モハメッド)もチャルリーですと言わせているのが落ちです。全くすばらしい世界です。
これを理解しないと世界は宗教や人種差別で戦争が絶え間なく続くのです。これとはライシテの政教分離であり、お互いの私的世界での思想や宗教を尊厳する民主主義 のことです。
政治と宗教の分離であり、私生活とは別に公的世界での市民としての異なる人種や宗教者が仲良く暮らす生き方の倫理なのである。日本の新聞では、このことがよく理解されてないようだ。