トルコは今日7月27日朝にも今度はシリア北部のクルド族の支配する村を爆撃した。シリアではクルド族傘下の党はクルド民主統一党と呼ばれて、シリア北部のクルド族の発展を担当している。）
クルド労働者党（PKK）は1978年に学生グループによってクルド民族の存在を知らしめるために作られた。クルド民族はトルコ、シリア、イラン、イラクに跨る山岳民族で、アブヂュラ・オカランによってトルコで創設された。武器をもつようになったのは1984年からである。初期のクルド労働者党（PKK）はシリアが資金を出していたゲリラ組織で、パレスチナ人民解放戦線（PLO）のキャンプで訓練をしていた。米国、フランス、ドイツ、トルコなどの多くの国はPKKをテロリズム組織としてみている。80年代から90年代に過激な行動がおこなわれて、トルコ側からの圧制も残虐を極め50万人が死亡した。1993年に大1回目の歴史的な停戦が成立し休戦状態に何度かなったが、両国の対立が再開されている。最後の休戦は2013年にトルコの作戦が成功して実現している。クルドは完全な独立はないがクルド族の領地の独立を欲している。
トルコはクルド労働者党（PKK）を指示する少数民族クルド系左派の国民民主主義党（HDP）がこの前の選挙で歴史的な議会入りを果たした。そのためにエルドガン大統領が連立が成功しなかったために9月に総選挙を実施しなければならなくなっているのである。
これがトルコを分断するトルコ側クルド族に悪い影響を与える組織だと見ている。トルコは彼らをシリア北部に移すことを希望している。そうすることでPYDの野望を砕き、国連が監督する200万人のシリア難民がテントに住む同じキャンプ場に彼らを置こうとしているという。
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