9月23日夜に、欧州エコロジスト・緑の党(EE-LV)国家書記のエマニュエル・コス(Emmanuelle Cosse )さんは、ディーゼル車をこれから2025年までに禁止することを要求するとイルドフランスの地方選候補者として第一声を放った。ホルクスワーゲン社が公害自動車テストを誤魔化したのはスキャンダルだとし、セゴレーヌ・ロワイヤル環境相とオランド仏大統領に対し、フランスは2025年までにはディーゼル車を禁止することに責任をもつよう要請した。(パリ=飛田正夫 2015/09/24 9:40日本標準時)
排気ガスの綺麗なディーゼル車というのはない、嘘をフランス人につくことは止めようとコスさんは話した。
ジャン・ヴァンサン・プラッセ氏ら16人が同党を退出して新たなグループを24日に発表するが、これに関しコスさんは、エコロジーは職歴を作るためのトランポリンではないのです。エコロジーは権力の座に着く前の、玄関口に敷かれた靴を拭う敷物ではないのです。彼らが新聞を騒がせても地球は救えないと批判した。闘いの目標は地球温暖化とフランスで良く生きることであると話した。
この日はコスさんの応援に駆けつけた2014年のバルツ内閣で大臣を務めた、コスさんの前任者でもあるセシル・デュフロ(Cécile Duflot)さんは、エコロジストが責任を持てば、さらに強くなれると激励した。