2015年9月28日月曜日

オランド仏大統領 国連でシリア空爆攻撃の完全壊滅を確認

9月27日朝にフランスはシリア西部のイスラム主義国家組織(EI)の隠れるシリア西部のDeir ez-Zor近くの町を空爆したとフランソワ・オランド仏大統領は訪問先のニューヨーク国際連合本部で27日午後に発表した。オランド仏大統領は多発する国内のテロ事件でフランスの領土を守るためとテロリストの行動を阻止するために必要な正当防衛の行為だと話した。今日のラファエル戦闘機5機を含む6機の仏軍戦闘機で標的は完全に破壊されたと、オランド大統領は話した。オランドはこの空爆決定を7月7日にしていることを示し、これまで予備偵察機を出して目標を確認し、市民が犠牲にならないようにしてきたことを再度確認している。(パリ=飛田正夫 2015/09/28 1:04日本標準時)


フランスは米国などの連合国とは独立した行動がとれるようにしている。明日にロシアのプーチン大統領と米国のオバマ大統領と会談する。

標的はフランス独自の偵察機によって確認されているが、連合国側からの情報提供にもよっていると付け加えた。


フランスの立場はすでにシリア国の経済を破壊し、シリア人民に砲撃したり化学兵器を使ったりしてきたアサド大統領を認めていない。既に25万人が死亡し多くの民衆が職を失い家を失しなってヨーロッパに難民として流れ込んでいるのは、アサドの責任でこれは免れ得ないというのがフランソワ・オランド仏大統領の主張である。

それとは反対にサルコジ前大統領は2008年7月14日のパリ祭に独裁者アサドを仏大統領官邸エリゼ宮殿に招待している。アサドを今も助けようとしているようだ。