同様にシリアでEIに関係した難民がドイツの受け入れ先にいて、会話が録音され報告された。このことで、BKAが調査に踏み切ったというのだ。ハンガリーでも流れ込んできた難民の中に聖戦主義者がいて逮捕されているという。
欧州共同体はキリスト教徒とイスラム教徒とを選ぶことを拒絶して見せるのは、キリスト教徒の中にテロリストがいるかもしれないからだ。難民の中に経済的移民がいたとしてもそれは少なくて、アサド独裁の戦争で弾圧され家を失い仕事を無くし家族と離れ、また、イスラム主義国家組織(EI)の迫害とイスラム主義者のテロによって国を逃れてきた難民のほうが、はるかに多い事はわかりきっている。
フランスはシリアへの戦争を宣言したが、オランド仏大統領はイスラム主義国家組織(EI)だけでなく独裁者で国民に大砲を撃ち、化学兵器を使用して殺害し、また拷問した独裁者アサド大統領を救援しようなどとサルコジのようには考えてなくて、アサドを特別扱いなどする気はないことを宣言しているのが、この戦争の特徴でもある。