仏のシリア爆撃でフランス人が死亡 イスラム主義国家組織に参戦の聖戦主義者ら

シリアのイスラム主義国家組織(IS/EI)に参加しているフランス人イスラム聖戦主義者が、仏戦闘機の攻撃で死亡したと11日朝に、仏国防相が発表した。シリアの非政府組織（NGO）はその数は6人であると言っているが、仏国防相は目下のところ数は確認してないとしている。フランスはシリアのイスラム主義国家組織（IS/EI）の訓練キャンプをこれまでに9月27日と10月8日から9日にかけて襲撃をしている。(パリ=飛田正夫2015/10/12 21:39日本標準時)

フランス側の攻撃は明快でイスラム主義国家組織（IS/EI）がフランスを襲撃していることから正当防衛を主張しての攻撃で、フランスを狙う襲撃準備をしている者はどこの国籍であろうが攻撃すると、11日にバルツ仏首相は中東歴訪の訪問先の一つヨルダンで発言した。しかしノーベル平和賞を受賞したばかりの人権普及国際連盟 (FIDH)では仏政府の攻撃は不法だと批判している。