日本の平和運動のなかにもそういう者たちがいて、アトムや原爆を使用する者は悪魔であるから死刑にするのだと言っている。平和を標榜した「公明党」なども、今は安倍晋三首相の好戦争思想を支持しているが、その考えは元々は創価学会の戸田城聖や・池田大作の考えの中にあったものだ。平和のための戦争や、悪魔の殺害の闘いならばこれを許すというキリスト教の聖戦思想であって人間の尊厳に対する軽率な誤った考えがそこにあったのである。
人を殺害したことが誤爆であっても、また過失でなくても、全地球上に敷き詰めた黄金瑠璃の財宝よりも、一個の人間の命は比較できないもので、重く代参できないという思想がそこに欠落している。両者を天秤にかけて平和のためなのだからと言い訳して、戦争という人間の殺害行為を許してしまってはならないのである。今の創価学会・公明党というのはそういう危険な崖の淵に来ている。創価学会員は責任があり、これを支援してはならないだろう。