2015年10月8日木曜日

アメリカ軍の「国境の無い医師団」(MSF)襲撃は キリスト教や創価学会の聖戦思想の延長

アメリカ軍の誤爆だろうが意識した空爆であろうが、アメリカ軍は襲撃をして、「国境の無い医師団」(MSF)や多くの病人や負傷者を殺害したのである。たとえこのMSFの病院に敵が収容されていようがいまいが、人を殺害することは、たとえそれが敵であろうがなかろうが、絶対にあってはならないと考える。敵や有罪者ならばサタンだから殺しても良いとする考えは、人間の命を計量化する人の言葉なのです。そのような人は平和のための戦争や、平和のためならば敵やサタンは殺しても差し支えないのだという誤った人間観があるのです。このアメリカ軍にはそういうキリスト教の聖戦思想的なところがある。(パリ=飛田正夫 2015/10/08 14:26日本標準時 )

日本の平和運動のなかにもそういう者たちがいて、アトムや原爆を使用する者は悪魔であるから死刑にするのだと言っている。平和を標榜した「公明党」なども、今は安倍晋三首相の好戦争思想を支持しているが、その考えは元々は創価学会の戸田城聖や・池田大作の考えの中にあったものだ。平和のための戦争や、悪魔の殺害の闘いならばこれを許すというキリスト教の聖戦思想であって人間の尊厳に対する軽率な誤った考えがそこにあったのである。

人を殺害したことが誤爆であっても、また過失でなくても、全地球上に敷き詰めた黄金瑠璃の財宝よりも、一個の人間の命は比較できないもので、重く代参できないという思想がそこに欠落している。両者を天秤にかけて平和のためなのだからと言い訳して、戦争という人間の殺害行為を許してしまってはならないのである。今の創価学会・公明党というのはそういう危険な崖の淵に来ている。創価学会員は責任があり、これを支援してはならないだろう。