10月7日にカスピ海に停泊中のロシアのフリゲート艦ダゲスタンから、米国のトーマフォークに匹敵する新型ミサイルがシリアに向けて発射された。ロシアの新型ミサイルの弾道距離はヨーロッパの総てをカバーするものだと考えられていて心配されている。8日に国営ラジオ・フランス・アンフォが短く報道した。(パリ=飛田正夫
2015/10/09 10:07日本標準時 )
10月2日にパリの大統領官邸エリゼ宮殿でドイツのメルケル首相と共に会談した時にはプーチン大統領は「空爆だけでは十分でない」と語っていたが、戦闘機だけでなく海上からの攻撃が今回、開始された。
これまでのロシアの90%のシリア攻撃は、イスラム主義国家組織(IS/EI)へではなくて、アサドに反対するシリア反政府側への爆撃だと米国は8日に指摘している。