オランド仏大統領は厳しくこのテロを批判し、バルツ仏首相は総ての民主主義国家がこのテロの標的になることを説明した。パリ市長イダルゴさんは看板で連帯を示している。
今年3月のチュニジアのバルドー美術館テロでは23人が殺害されていて、日本人も犠牲になっていた。6月にはソース海岸で英国人などの外国人旅行客を中心に38人が射殺されていた。
11月13日夜に起きたパリの同時テロ射殺事件では14カ国の国籍を持つ無辜の市民が機関銃で射殺されている。
2010年12月17日にアラブ世界の民主化への先駆けにチュニジア政府の不正に対し、野菜行商の大学生ブウアジジ(Mohamed Bouazizi)青年が抗議し、焼身自殺をはかったことからアラブの春が開始されたからだ。そのヨーロッパの民主化がチュニジアから始まったが、それがイスラム世界へ広がることをシリアのダエッシュ・イスラム主義国家組織(IS)は特に嫌っているのである。まだ犯行声明は出てないがもうすぐでるだろう。
【参考記事】
http://www.ledauphine.com/france-monde/2015/11/24/un-bus-explose-a-tunis-au-moins-deux-morts
http://www.bfmtv.com/mediaplayer/video/tunisie-je-decouvre-l-odeur-du-terrorisme-decrit-une-journaliste-a-100-metres-de-l-attentat-704843.html
http://www.ledauphine.com/france-monde/2015/11/24/un-bus-explose-a-tunis-au-moins-deux-morts
http://www.francetvinfo.fr/monde/tunisie/attentats-terroristes-la-tunisie-replonge-dans-l-horreur_1190699.html