2016年2月7日日曜日

仏の カレ市で ネオナチ型ペギーダ主導の反イスラム・反移民デモ 20人が逮捕

(パリ=飛田正夫2016/02/07 12:23日本標準時)6日、フランス北部のカレ市で「西欧のイスラム化に反対する欧州愛国主義者」集団ペギーダ(Pegida)の呼びかけで約150人の反イスラム・反移民の集会デモが町の中心の駅前で12時半ごろからあった。ペギーダの活動家や支持者たちは「ここは我々の家だ!」「共犯ジャーナリスト!」などと叫んだ。驚くべきことにフランス国歌「マルセイエーズ」の節を歌いフランスの旗を振ったという。デモ参加者のステファン・ザマチィオ氏へのインタビューでは、彼は現在置かれているフランスやヨーロッパ全体の状況を代表するシンボルになっている。すなわちそれは外国人を優先しフランス人民を破壊しているということだ。とインタビューに答えている。エクスプレス紙が報道した。警察・機動隊と衝突した。催涙弾などが放たれて、20人ほどの活動家が逮捕された。その中に仏軍隊の外国派兵部隊の大将(1994年~1999年)クリスチャン・ピケマルがいたことが話題になっている。改造銃や短刀などを所持してい10人が起訴された。このことで多くの反応があり、反イスラム・反移民のペギーダ(Pegida)はネオ・ナチスの一つの型として考えられている為に、特に仏極右派系ではショックが強かったという。

ベルナール・カズヌーブ仏内相はすでに、カレ市でのすべてのデモ禁止令を出していたが、この日のデモは、欧州全体でのペギーダのデモ呼びかけに答えたもの。


ツィッターでは仏極右派系国民戦線(FN)のマリオン・ペンは、将軍を支持する。不正で乱暴な逮捕であると言っている。弁護士のジルベール・コラー議員(FN)は、ピケマル将軍は外国派兵部隊の将軍でカレ市でデモに参加したのが原因で逮捕されたばかりだ。恥ずかしい!と書いている。

【参考記事】
http://www.lexpress.fr/actualites/1/societe/rassemblement-anti-migrants-a-calais-quelques-echauffourees-et-une-vingtaine-d-interpellations_1761150.html

http://www.france24.com/fr/20160206-manifestation-pegida-calais-anti-migrants-islamophobe

http://www.bfmtv.com/societe/calais-echauffourees-entre-forces-de-l-ordre-et-manifestants-hostiles-aux-migrants-949476.html
http://www.lexpress.fr/actualites/1/societe/rassemblement-anti-migrants-a-calais-quelques-echauffourees-et-une-vingtaine-d-interpellations_1761150.html

http://www.sudouest.fr/2016/02/06/rassemblement-anti-migrants-a-calais-vingt-personnes-interpellees-dont-un-general-de-la-legion-2266426-6116.php

http://www.20minutes.fr/lille/1781371-20160206-calais-rassemblement-anti-migrants-vingtaine-interpellations-dont-general