(パリ=飛田正夫
2016/02/07 11:04日本標準時)6日ドイツで、「西欧のイスラム化に反対する欧州愛国主義者」集団ペギーダ(Pegida)は極右主義団体でヨーロッパ中に反移民・難民の行動を起こすようにデモ抗議を呼びかけた。ペギーダの本拠地であるドレスデンでは数千の活動家が集会しメルケル首相の退陣を要求うしている。同時にこれに対抗する勢力も州都ザクセン州ドイツ社会主義民主党(SPD)の財務大臣を先頭に怨念と人種差別、暴力反対を訴えて集会した。
ペギーダの誕生は2014年12月だが、その後に勢力を無くしていたが移民・難民のヨーロッパへの増大で急に盛り返してきている。フランスではペギーダの支部勢力が地中海のモンペリエと北部のカレで集会した。カレ市では難民支援の1月30日のデモに交じってペギーダが参加を希望していたが、仏内相がペギーダを狙って総ての治安を乱すデモを2月3日に禁止していた。国営ラジオ・フランス・アンフォなどが報道した。