2016年2月20日土曜日

英国は欧州共同体に残留決定 全員一致で ブリュッセル28か国欧州首脳会議

(パリ=飛田正夫2016/02/20 13:12日本標準時)19日夜遅く22時30分頃、28カ国の欧州共同体の首脳が全員一致で最終的に、英国のデーヴィッド・キャメロン首相が要求していた欧州共同体内残留を目指す改革案に関し合意ができたと欧州審議会のドナルド・ツスク議長が宣言した。ブリュッセルでのこの会議は2日間に及んだもので、全員一致が建前になっていた。記者会見ではカメルーン英国首相は二つの素晴らしい世界を同時に得た思いであると語り、それは共同市場と英国の独立性であると語った。欧州共同体は完全ではない、さらなる改革を必要としている。今日得た合意というのは、我々英国の目的を可能にするリーダーシップの現れなのだと話している。このキャメロン首相の勝利で同氏の英国内の人気は堅固になり次期選挙の勝利が期待できるものとなった。この合意は、夏前に予定される英国の国民投票に付される予定だ。

【関連記事】

2016年3月8日火曜日

キャメロン英首相 国民投票にEU「残留」と「離脱」の選択肢を留保


http://franettese.blogspot.fr/2016/02/eu.html

リュッセルの欧州首脳会議で 何も得ず何も失わなずに勝利した英首相のイメージhttp://franettese.blogspot.fr/2016/02/blog-post_36.html

【参考記事】

http://www.franceinfo.fr/actu/monde/article/brexit-un-accord-ete-trouve-pour-maintenir-la-grande-bretagne-dans-l-ue-768187

http://www.lesechos.fr/monde/europe/021710913799-direct-brexit-le-compte-a-rebours-vers-un-accord-a-commence-1201619.php
http://www.lemonde.fr/international/article/2016/02/19/brexit-donald-tusk-annonce-un-accord_4868772_3210.html