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2017年4月12日水曜日

米国家書記官がシリア問題でロシア到着前に イタリアG7外相会議でアサドの国外追放を全員一致で決議

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎12/‎04/‎2017‎‎-0:05:11)10日からイタリアに集会している世界の経済大国であるカナダ、イタリア、英国、ドイツ、フランス、日本、米国のG7外相会議では11日午後に、ロシアは国連で拒否権を行使してはならないこととアサドの国外追放を全員一致で決議している。これは米大統領ドナルド・トランプがシリアのアサド大統領の化学兵器使用の制裁でアサド軍基地を空爆した後の米国国家書記官レックス・ティレソン(Rex Tillerso)によって11日から2日間に渡りロシア側首脳と会談する直前のイタリアでの会議でありロシアに対し圧力をかける重要な意味を持つ。ロシアと米国との会談ではロシア側は敵対関係のためではなくて建設的な会談を希望しているとイタリア各紙は報道している。シリアのアサド大統領をロシアのプーチンはあくまでも支援する方向のようで、この点でのロシア側の変化が会合の焦点になる模様だ。

2017年4月11日火曜日

マリーヌ・ル・ペン アウシュビッツ収容所へのユダヤ人一切検挙には仏国は責任なしと逸脱発言

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎11/‎04/‎2017-10:25:13)二週間後の仏大統領選挙第一次投票を前にして極右派のマリーヌ・ル・ペンFN候補は1942年のヴェルディブ(Vél’ d’Hiv)の一切検挙の責任はないと9日のラジオ・テレビ・新聞社共催番組グランジュリー(Grand Jury)に出演して威厳のない逸脱発言をした。もっかの世論調査では11人の候補者中でトップだがこの発言で変化がでそうだ。フランスがナチスドイツ占領下にユダヤ人をアウシュビッツ収容所へと輸送した犯罪に関してはジャック・シラク大統領が1995年7月に「その時にフランスは取り返しのつかないことをしてしまった」とこれを認めている。これには当時のラファランもジョスパンも誰もが明快にフランス政府の過ちを承認したのであったとルモンド紙は述べている。フランソワ・オランド仏大統領は「フランスがフランスで犯した犯罪である」とこれを告発している。マリーヌ・ル・ペンはそれはナチス傀儡のヴィシー政権がやったのでフランスは戦争責任を反省する必要はないと発言したわけだ。彼女は父親のル・ペンと同様にその正体を露見させたのだとして、他の仏大統領選挙候補者からは格好の批判の的になっている。

2017年4月7日金曜日

米国がシリアのアサド軍基地を爆破 化学兵器使用制裁でミサイル射撃 仏はトランプ追従には躊躇

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎07/‎04/‎2017-18:21:24)7日11時(パリ時間)少し前の国営ラジオ・フランス・アンフォは昨夜トランプ米大統領がシリアのアサド大統領のサリン化学兵器使用の制裁措置として地中海に停泊させている米戦艦から59発のミサイルを発射しアサド政府軍基地を爆破したと発表した。アサド側は6人の兵士が死亡したと発表した。フランスのフランソワ・オランド仏大統領は2013年の化学兵器使用の時にはアサド制裁の空爆を米国に呼びかけたがオバマ大統領はこれに応えなかった。フランスの態度は現在まで反シリアの先頭に立ってきたこともありメルケル独首相との歩調を考えてトランプ陣営に追従する考えはないようだ。その為にフランスが世界で唯一アサドの非人間的な殺戮行為に抗議し反対し続けてきた国であったが、今回は米新大統領のドナルド・トランプが突如として昨日から態度一変した為に欧州各国はこのシリアの独裁者アサド制裁を歓迎する声が高まっている。

2017年3月16日木曜日

オランダ下院選挙は極右派系ポピュリズムの台頭に反対投票で勝利 

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎16/‎03/‎2017-8:19:55)15日のオランダ下院議会選挙では2012年よりも12議席多い全150議席が比例代表制直接選挙で選ばれる。マーク・ルート(Mark Rutte)首相の自由民主党(VVD)がトップで31議席を獲得したが過半数の76議席には遥かに及ばなかった。心配されたイスラム嫌いで反ヨーロッパ主義者で知られるゲールト・ヴィルダー氏のトップ当選は避けられて極右派系は19議席と予想に反して伸びなかった。ヴィルダーは外国人への総ての社会援助を廃止し警察と防衛機関への補助金を増加しようとしていた。メルケル独首相官邸は15日夕刻、オランダ議会選挙の結果を素晴らしいものだと評した。ジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長はオランダのルート首相に対し、極右派に反対する明快な勝利であると祝いの言葉を贈った。ルート首相は、英国の欧州離脱(Brexit)とトランプ米大統領のポピュリズムの後で、オランダは極右翼派系の台頭に反対する投票で勝利したのだとコメントした。全体として極右翼化を抑え込んだかたちで、欧州議会寄りが期待できるという。エコロジーのグリーン・レフト(GroenLinks)は2012年の4議席を16議席まで伸ばして注目されている。

2017年3月12日日曜日

オランダでトルコ外相入国禁止の後で 訪問中の大臣が国外追放

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎12/‎03/‎2017-18:00:17)11日夕刻、オランダのロッテルダムでトルコ大統領エルドガンを支持する集会に参加していたトルコの大臣ファタマ・ベチュル・サヤンカヤ(Fatma Betül Sayan Kaya)氏が家族と共にドイツ方面に追放された。これは11日にトルコの外務大臣メブルト・カブソグル(Mevlut Cavusoglu)氏のオランダ入国を禁止した直後の事件だ。11日から12日の夜にかけてトルコの外務大臣の入国禁止に抗議するデモとオランダ警察との衝突は、4月16日に予定されているトルコ大統領エルドガンの信任国民投票を、オランダ在トルコ人に対し強化するためのオランダ訪問だとされている。この外務大臣のオランダ入国禁止は「ナチズムの痕跡」だと激しくトルコ大統領が抗議した為に、オランダのアムステルダム市長やマルク・ルーツオランダ首相が「気が狂っている」「的外れである」と反批判していて、オランダとトルコの政治的関係が急速に悪化してきている。

2017年3月10日金曜日

スイスのバーゼルの喫茶店で銃撃戦 2人が死亡1人が負傷

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎10/‎03/‎2017-20:21:31)9日20時15分にスイスの北西部バーゼルにある喫茶店で二人の男が撃ち合って居合わせた客2人が即死。三人目は瀕死の重傷を負った。犯人たちは逃走していてもっか捜索中で原因など不明のままだ。事件現場の「カフエ56」は住宅街に位置しているようで、近隣の人の話では数十年前には麻薬の魔窟として知られていたが、相当前に持ち主が変わってからは一般のカフェであったと言っている。警察では麻薬売買取引のもつれの可能性も捨ててないようだ。目撃者によればバーゼルの駅方向に向かったという。国境が近い為にドイツへ逃走した可能性も高いという。

デュセルドルフの国鉄駅で 残忍な「斧」使用のテロで乗客7人が負傷

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎10/‎03/‎2017‎‎-19:09:34)9日ドイツの西部デュセルドルフの国鉄中央駅で現地時間20時50分前頃に、斧によるテロ行為で乗客7人を37歳の男性が負傷させた。その内の3人は重傷。犯人は逃げようとして橋を越えて落ちて重傷。目下、事情を尋問する状態ではないという。推定では犯行は単独で行われアテロリスト犯行筋は回避されている。犯人に精神的な問題があったようだ。犯人は旧ユーゴスラビア出身の者だという。鉄道は0時45分まで停車し空にはヘリコプターが町の上空を飛び交い、地上には特殊部隊の警察が現場を包囲した。最近のテロの手段として斧を使うケースが目立ちパリのルーブル美術館でも起きていた。斧を使うという残忍なテロ手段が流行になっているのだろうか。デュッセルドルフ市民には酷いショックだったようで、メルケル独首相も犠牲者に対し憐憫と励ましの言葉をおくっている。

2017年2月27日月曜日

フィリピンで70代のドイツ人捕虜がイスラム主義者に処刑

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎27/‎02/‎2017‎‎-21:44:07)フィリピンのイスラム主義者集団アブ・サヤフ(Abou Sayyaf)は昨年11月にフィリピン南部で誘拐した70代のドイツ人捕虜を処刑したことが、27日にイスラム国家テロリスト組織のインターネット監視を専門とする知識集団により報告された。アブ・サヤフは26日以前に人質の解放に身代金3000万ペソス(約8400万円)の要求をしていた。この夫婦は以前にも2008年にソマリアの海賊にアデン湾で捕まって52日間捕虜にされたことがあった。2014年にはイスラム主義者集団アブ・サヤフはフィリッピンの南部でヨットに乗っていた別のドイツ人夫婦を誘拐してその6カ月後に25000万ペソス(約69000万円)の身代金を得て釈放していた。イタリアの新聞ラ・スタンパ「LA STAMPA」は処刑の写真を掲載している。

2017年2月20日月曜日

ミュンヘンの平和会議でメルケルがトランプ批判

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎20/‎02/‎2017‎‎-15:53:11)17日から3日間に渡ってドイツのミュンヘンで開催される第53回安全会議の2日目では、メルケル独首相は出席していたマイク・ペンス副米大統領に対し、イスラム世界との互換的協力強化を奨励してトランプとは全く異なる考えであることを表明した。メルケルは「どんな国も世界の問題は一国では解決できない」「世界的な大きな危機には我々はみんな一緒であるならば立ち向う事が出来る」と発言し、トランプの「米国がまず先」とするエゴイズムに対抗して見せた。メルケルは話の中で英国の欧州離脱(Brexit)がトロンプに賞賛されながら行われたことを残念がって話した。

2017年2月10日金曜日

ドイツのメルケル首相が移民・難民の国外追放を急いている

(パリ=飛田正夫 日本時間‎10/‎02/‎2017-11:43:48)ドイツのメルケル首相は9日夕刻に地方代表を前に話し移民・難民の追放強化を急いでいることを宣言した。ドイツは2015年には100万人以上の移民・難民を受け入れてきたがアフが二スタなどへ亡命者を送り返すのを早める法案が決ったとスイスのトリビューン・ド・ジュネーブ紙が報道した。メルケル首相はの支持母体であるキリスト教民主・社会同盟(CDU)内部からも、メルケルさんの気前のよい移民受け入れが批判されていた。メルケル首相は今後は我々の国に移民・難民を受け入れるのにはいくつかの条件を備えてなければならないと記者会見で話している。裁判所によって受け入れが破棄された者は即刻にドイツを出て行かなければならない。我が国が受け入れる者は緊急の保護を必要とする人々だけだと言っている。犯罪を犯したり身元を隠したりしているものは即刻に国外退去にするとも話した。

2016年12月21日水曜日

ベルリンのクリスマス市場 トラック群衆突入テロに 先行犠牲国フランス人がコメント

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎21/‎12/‎2016-12:46:26)すでにダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)の幾度ものテロ犯行で多くの犠牲者をだして苦しんで来ているフランスは、ドイツの先行犠牲国でもある。ドイツのべルリンで起こった今回のトラック群衆突撃テロについて、憐憫の念を表すとともに様々な反応がフランス市民から寄せられている。それをフランスのテレビ各局が追っていた。誰なのか?どうしてドイツなのか?どうしてクリスマス市場なのか?などについて、年末のクリスマス市場としてはヨーロッパ最大級のストラスブルグや、バタクラン・コンサート・ホールのテロがあったパリや、そして7月14日の仏革命祭の日に今回のドイツと同様にトラックが群衆の中に突入する殺害事件の起きた地中海のニースで、それぞれインタビューが行われている。

ベルリンのトラック群衆突撃テロに ISが犯行声明

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎21/‎12/‎2016‎‎-11:38:44)20日に12月19日のベルリンでのトラック群衆突撃事件の犯行声明がダエッシュ=イスラム主義国家テロリスト組織(IS)から出されたと「ハフィントン・ポスト」(LE HUFFINGTON POST)などがパリ時間20/12/2016 20:31 に報道している。米国の指導する国際連合軍が空爆を展開するイラクやシリア地方でのIS空爆に参加するドイツを、IS兵士がベルリンでトラック突撃をしたのだと宣言している。ドイツ政府はこのISの犯行声明の真実性を認めていない。しかしテロ対策検事は標的の選択や事件の展開からイスラム原理主義者の攻撃を思わせるとしている。

2016年12月15日木曜日

アレッポ150万人の悲劇は 最後の5万人まで難民化を許す貧困なる民主主義思想の敗北

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎15/‎12/‎2016-12:10:02)シリアの独裁者アサド大統領が2011年にアレッポの町で起こった学生の民主化運動を嫌いこれと戦い弾圧したことがついに40万近いシリア国民を殺害してしまった。国外に戦火を逃れたシリア市民の難民化した数は200万人をこえている。人口150万以上の町が5万人しか残っていないという状態というのは第二次世界大戦以来世界中にないことで、人権違反の大惨事であるとFRANCE24.comではシリア人民を援助してきた「フランス医療援助と救済連合組織」(uossm-france)の代表者の報告を14日に伝えている。13日にはシリアのアサド大統領政府軍はアレッポに残る市民に救済を呼びかけて、シリア政府軍が大勢の市民を迎え入れている様子をビデオで流したが、これはアサド側の演出であったと報道されている。アサド軍が今も爆撃を続けているビデオが報道されている。この3日間で7つの病院が爆撃を受けたという。停戦などしてないのだという市民の証言を伝えている。この市民を殺害しても良いとする民主主義の貧困な思想を国連も許してしまった。科学兵器をアサドが使用したことをフランスを初めとして欧州共同体(EU)も指摘はしたが、世界はこれを鵜呑みにしてしまった。人が殺されてもロシアや中国は国連で拒否権を使ってシリアのアサドを支援し続けた。オバマ米大統領も強い姿勢でこの人殺しの狂気に対して勇気をもって反対の意見を述べなくなってしまった。欧州のメルケル独首相やオランド仏大統領、ジャン・マルク・アイロー仏首相、元仏外務大臣ロラン・ファビウスも何度もこのシリアのアサドの行き過ぎた殺害を批判し、これを支援するロシアを厳しく批判してきている。しかし40万人という人がシリアでこの5年間で殺害されて死亡したことは、国際政治は市民殺害を傍観しても良い、人を殺害しても良いという誤った思想が許されたということだ。現代の民主主義の力のなさが露わになったのである。戦争に対抗し殺害に勝てる人民救済の思想がないということだ。これが最大の悲劇であると思う。

2016年11月11日金曜日

オランド仏大統領はトランプの所信表明で人権感覚に注視

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎11/‎11/‎2016‎‎-01:09:44)米国の大統領に選ばれたトランプの事でドイツやフランスの政治責任者や各政党でそして市民が話題にしているのは日本のような経済関係の事ではなくて、女性や移民・難民に関する差別や人権違反のことなのだ。米国内ではこれに対するトランプへの反発デモが起きている。メルケル独首相が人権尊厳を基としてならば米国との交渉をやってもよい風な思い切った発表をしている。オランド仏大統領はその点を余り強調してはいないが、やはり送った祝電にはこの人権の尊厳が両国の関係に於いて大事であるということが一筋書かれている。

2016年11月10日木曜日

メルケル独首相の難民対策政治変更の原因と契機

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎10/‎11/‎2016-03:33:52)2015年の100万人難民受け入れはキリスト教的な人道主義と何よりも人間的な友愛の心情からメルケルの人間的価値として多くの日本の在独ジャーナリストなども手放しで礼賛していたのですが、これが変更されたということは、その人種差別を否定し人権擁護の彼女の思想が根本的に何物にもかえがたいものではなかったという疑問が出て来るわけだが、ここではそれを結論するのが目的ではなくて、どうしてメルケル首相の考えが変わったのかを理解したいと思う。


「メルケルは自分の難民対策は誤っていたと反省 独総裁4選で政策変更か」


を2016年11月9日にベルリンからのルモンド紙の記者のルポルタージュを基に投稿しましたが、そこでのメルケル独首相のの最近の難民受け入れ対策での政治変更を理解するために、興味のある方はどうぞ以下の記事も参考くださればと思います。


2016年7月29日金曜日 メルケル独首相 テロとは無関係 難民政策に変更無し


2016年8月1日月曜日  メルケル独首相「トロイの木馬」の危険も 難民受け入れとテロとの狭間で


2012年9月6日火曜日   ドイツ首相メルケルの難民ユマニテ政策が 選挙で保守に敗北


2016年9月19日月曜日  メルケル首相のキリスト教民主同盟が、独地方選挙 ベルリンで破れる


2016年11月9日水曜日

メルケルは自分の難民対策は誤っていたと反省 独総裁4選で政策変更か

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎09/‎11/‎2016-12:09:20)4日と5日の「キリスト教社会同盟」(CSU)の会合では1000人の代表が集まった。2017年の大統領選挙ではメルケルを支持しないことを支持したのは16票だけであった。これをどのように説明すればよいのかというと、それは同党の古参によると最近発言したメルケル首相の意見のせいなのだという。9月の地方選挙でメルケル首相のキリスト教民主・社会同盟(CDU)はベルリンと、北部低地ドイツのメクレンブルク=フォアポンメルン州で敗北してから、メルケルは変わった。メルケルはこれまでの自分の難民対策が誤っていたことを認めたからだという。そしてメルケルの政策が深いところでは、我々ドイツ南部バイエルン地方の「キリスト教社会同盟」(CSU)の主張と立ち位置がそんなに遠くないものに変更されたからだと指摘している。我々は本当は、反イスラム・反移民・反欧州のポピュリスト保守陣営「ドイツのための選択肢」(AfD)などを押し続けたくはないのである。それゆえに我々CSUは保守党であることを認識する必要があるのだと1980年からCSU党員であるヴォルフガング・フランツ(Wolfgang Franz)氏は話している。ルモンド紙のドイツ特派員が詳しく報道している。

2016年11月7日月曜日

英国最高裁判所には 国民投票の英欧州離脱(Brexit)を変えられない

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎07/‎11/‎2016-12:34:55)欧州離脱(Brexit)を英国最高裁判所が投票する権利があることを英国議会が合意したことが英国内の右派系保守勢力や、テリーザ・マイ(Theresa May)英政府内部でもこれに激しく批判が巻き起こっている。6月23日の国民投票で決めたことが民意であって、裁判所はこれに反旗を翻すものであって、許されない事だと批判している。5日、英国のリズ・トルス(Liz Truss)法務大臣は、司法の独立は国権の基礎でありこれを尊厳しなければならないと呼びかけた。マイ英首相はというと、この発言を持ち出した3人の裁判官は「人民の敵」で、なにも「わかってない」と宣言した。国内で司法界との対立状態になっている。マイ首相は欧州離脱(Brexit)の手続きを来年の3月末から開始すると述べている。メルケル独首相もジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長も英最高裁判所の決定はこの欧州離脱の予定に変更をもたらすことはないだろうと述べている。

2016年10月7日金曜日

シリア東部のアレッポ全滅まじか 米仏独が市民殺戮のロシア支援の蛮行に抗議 

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎07/‎10/‎2016-23:54:36)国連安保理は7日、ロシア軍のシリアのアレッポ(Alep)東部の蜂起市民の地区への爆撃で壊滅的な危険を呈して市民が殺戮されていることを話しあった。3日にはロシアと米国との交渉が決裂していたが、このロシア支援の蛮行を許さないフランスは、ジャン・マルク・アイロー仏首相がロシアとワシントンを訪問し、市民殺戮の野蛮に抗議し国連安保理に決議案を7日に要求した。ドイツのメルケル首相の政府スポークスマンのステファン・セイベルト氏はベルリンの定期記者会見で、最終的にはシリアに平和のチャンスをもたらすことだが、総ての可能性を捨てたわけではないと語った。メルケル独首相はロシアはアサドに非常に強い影響力を持っているので市民団体がアレップに入れるように、この悲惨な戦争を出来るだけ早く終わりにしなければならないと、7日ドイツ東部のマクデブルグ(Magdebourg)でのメルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)の集会の折に語った。オバマ米大統領はシリアのアサド(Bachar el-Assad)とそれを支援するロシアに新たな制裁を行うだろうと米外交官などが話しているという。しかしながら米高官によると、米国は欧州や他の連合諸国と強調して行動していて、米軍がアレップへ軍事介入することはないと言っている。

2016年9月19日月曜日

メルケル首相のキリスト教民主同盟が、独地方選挙 ベルリンで破れる

パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎19/‎09/‎2016-14:28:00)ドイツのキリスト教精神を基調とするメルケル首相のキリスト教民主同盟(CDU)が、18日の独地方選挙で18%の得票率しか首都ベルリンで獲得できなかた。メルケルの政治の失敗だという見方がでている。連立内閣を構成する社会民主党(SPD)とCDUとは、2011年比で今回は-11%も減少している。連立内閣を構成する社会民主党(SPD)がトップで23%の得票。旧東ドイツ政党与党だった社会党統一党PDSの後進である左派党のDie Linkeと緑の党とはそれぞれ16,5%を獲得。ドイツのための選択肢(AfD)は反欧州反ユーロの反移民のポピュリスト保守陣営の一派で今回は12%を獲得した。メルケル首相にとって二つの悪い知らせは、左派党と合同してべルリン地方を社会民主党(SPD)が指導することになることと、地方議会に極右党が参入したことだという。この問題は難民受け入れがドイツ民衆に影響しているからであるが、他の人の苦しみは共有したくないというエゴが難民問題にはあり、これが私たちの社会のエゴとして承認されることが選挙でなされている。

2016年9月17日土曜日

オランド仏大統領が欧州自衛宣言 英国離脱後初のスロバキア27カ国欧州首脳会議

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎17/‎09/‎2016-03:31:01)9月16日、英国を除いた初の27カ国欧州首脳会談がスロバキアの首都ブラチスラバのダニューブ川を望むシャトーで開催された。主要な議題は英国離脱後の欧州の建設計画と防衛・安全で、オランド仏大統領は英国離脱後のヨーロッパの安全形成を語り、欧州共同体だけで欧州を守れると話した。フランスはこれに努力するとして、ヨーロッパ諸国の協力を求めた。ドイツのメルケル首相は、我々は危険な状態にある。我々は我々自身の行為で更に良くできることを示さなければならないと語り、安全を訴えテロリストとの戦いとヨーロッパ防衛を強調した。軍事関係に強いSUD OUEST新聞などが報道している。