抗議しているようだ。200人ほどが入居できる住居の無い市民たちのセンター施設は、森の中を走るアレ・ド・フォーティフィカション(allée des fortifications)沿道に建てられる。計画案は前から住民の前に発表されることになっていた。大学の階段教室に参加した住民らからは下品な野次が飛んだ。「泥棒」「ブロッカ(知事の名前)ウンコ」「私の森に手を触れるな」「パリ市長は法律を尊厳し、森を尊厳せよ」「森はいいが、ジャングルはノンだ」、記事にできない汚い言葉も叫ばれた。笛があちこちで鳴らされ会合は出来なくなり、約20分後に閉会した。フランスの無料新聞では最も中立報道の「20minutes」などが伝えた。(2016/03/16 11:32日本標準時)
900人収容の階段教室には近隣の住民1000人ほどが集まって席は完全に埋まり、入れなかった人が外に溢れた。
パリ市内には市の住宅緊急施設が1000人分以上がそれぞれ12区や20区などにある。16区にはそれが18人分しかない。地理的な分担からいっても当然であると人権団体などのアソシエーションでは言っている。また提案者側のパリとイルドフランスの知事のソフィ・ブロッカ(Sophie Brocas)さんからはここに難民が入ることはない難民の受け入れ施設はすでに3000人分が確保されている。ここにはフランス人やフランス国籍を取った市民が入るのですと説明している。
建設許可は知事から既に3月10日に承認され、パリ市の要求5年に対して、環境省からはこの施設の使用期限は3年間を限度とすると決められていることも知事は語った。
【参考記事】
Ⅰ)http://www.lepoint.fr/societe/centre-pour-sdf-au-bois-de-boulogne-revolte-dans-le-16e-arrondissement-15-03-2016-2025472_23.php
Ⅱ)http://www.20minutes.fr/paris/1806595-20160315-centre-hebergement-bois-boulogne-quand-riverains-16e-debloquent-amphi
Ⅲ)http://www.leparisien.fr/paris-75/paris-75016/insultes-en-pagaille-a-la-reunion-sur-le-centre-pour-sans-abri-du-bois-de-boulogne-14-03-2016-5626601.php