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2017年4月20日木曜日

仏外相が確信 シリアのアサドの化学兵器使用は絶対 フィヨンやルペンとの関係でも大切だと

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎20/‎04/‎2017-7:42:55)フランスのジャン・マルク・アイロー外相(元首相)は、シリアでアサド大統領軍がシリア反体制側市民に対し4月4日に87人を殺害しその内の子供が31人の犠牲者をだした Chan Schaichunで起きた事件で、化学兵器を使用したことは確実でその証拠を握ったと確信を述べた。もっか仏秘密情報局や仏軍隊が調べているかフランスは近くこの人権違反の犯罪証拠を公表できると19日にフランス通信(AFP)、ルモンド紙、国営ラジオ・フランス・アンフォ、国会中継専門のテレビ局LCPの共催番組の中で述べている。アサドはこれを全面否定してきている。アイロー外相の言うにはこの化学兵器をシリアが使ったかどうかは非常に大事であり、現在シリアを支援しているロシア訪問でプーチン大統領と会見して来たフィヨン候補やルペン候補、またメランション候補などを考える時に、仏大統領選挙を前にこれを明確化することは非常に大事だとも話した。

2017年4月7日金曜日

シリアの化学兵器使用を英仏と共に米ロも批判 しかしトロンプのプーチン批判は無し

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎07/‎04/‎2017‎‎-10:03:57)シリアが4日に化学兵器を使用したことで68人が死亡しその内の30人は子供であったことが、シリアの独裁者アサド大統領をトランプ米大統領が批判する引き金となったようだ。一週間前にはトランプはアサドの国外追放は先決問題ではないと発言していたが、6日にはトランプは態度を改めて英仏と共にアサドの虐殺行為を批判している。シリアを支援しているプーチン大統領も今回は化学兵器使用の証拠が多く上がっていることからアサドを批判することをして見せている。しかしロシアは具体的なアサドのシリア政府軍への制裁行為を打ち出していない。米国のトロンプも急にシリア政策の転換を打ち出しているが具体的なアサドへの武力制裁は無く、プーチン批判さえしていない。その為にフランスのジャーナリストの中にはプーチン大統領もトランプ大統領も何時また元の意見に翻るかと次の行動を見守っているというところがある。アサドの人権違反行為を厳しく当初から批判してきたのはフランソワ・オランド仏大統領であるが、これにはオバマも協力することが無かった為に理解されないまま現在のシリアの悲劇が起こってしまった。

2017年3月5日日曜日

フィヨンの仏司法権否定は「民主主義」の危機 フィヨン離れは258人超「共和党」議員続出中

(パリ=飛田正夫 日本;‎‎‎05/‎03/‎2017-14:02:22、パリ06時02分)仏大統領選挙候補のフィヨン「共和党」(LR)支持を辞めてフィヨン氏の早期辞任を求めるフランス議員の数がこの3日間で258人超を数え続出中だ。フィヨン氏を支持する取り巻き議員の主要な側近が離脱してしまい、裸の王様同然になってしまった。フィヨン氏は国民の支持があれば仏裁判所から「起訴」(mis en examen)され「被告人」として3月15日の出廷を命じられたが、判決は国民が決めるのでると主張した。架空雇用の公金横領罪での起訴は裁判所ではなくて国民が仏大統領選挙で決めるのが民主主義なのだと発言した。その為に3月5日にはパリの人権広場と呼ばれるエッフェル塔前のセーヌ川を挟んだトロカデロ広場で、フィヨン支持の市民大集会を持ってこの裁判所に抗議すると、起訴が決った3月1日のフィヨン氏の記者会見抗議演説で述べられていた。ところがこの民主主義における司法権の独立を否定するフィヨン氏の発言に民主主義の危機を感じ始めた議員たちは、彼の元から離散したのであった。フランスは法治国家なので政治家が裁判所に口出ししたり、人民法廷を設けてそこで罪を裁く事は許されてない。三権分立の民主主義を尊厳することが求められている。この民主主義を否定した勝手な解釈は許されないと一般のフィヨン国民は考えている。「共和党」(LR)内でもかなりの極右派だと思われるモラノ議員でさえ、フィヨンが仏大統領選挙で勝利したらその後の5年間は思いやられる民主主義が危なくなると発言している。

2016年12月20日火曜日

国連決議にロシアが初めて合意 国連人権監視団のアレッポ・シリア入りで

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎20/‎12/‎2016‎‎-06:36:20)これまでフランスが提案した国連の人権監視団100人程をシリアのアレッポに入れて人権違反を国連下で監視するという事には、自国だけでやるとこれを拒絶してロシアは6度目の拒否権を行使して反対していた。交渉の末にパリ時間で18日夜遅くにロシアは態度を翻した為に、19日のニューヨークでの国連安全保障会議では全員一致で、フランス案が承認された。国連監視員はシリアの独裁者アサド大統領のアレッポ攻撃から多くの死者が出ていて、現地アレッポに残された4万程の市民とアサドに反対するシリア反体制派蜂起自由軍1500人から5000人がいると国連では見ている。その救出を監視する。

2016年12月15日木曜日

アレッポ150万人の悲劇は 最後の5万人まで難民化を許す貧困なる民主主義思想の敗北

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎15/‎12/‎2016-12:10:02)シリアの独裁者アサド大統領が2011年にアレッポの町で起こった学生の民主化運動を嫌いこれと戦い弾圧したことがついに40万近いシリア国民を殺害してしまった。国外に戦火を逃れたシリア市民の難民化した数は200万人をこえている。人口150万以上の町が5万人しか残っていないという状態というのは第二次世界大戦以来世界中にないことで、人権違反の大惨事であるとFRANCE24.comではシリア人民を援助してきた「フランス医療援助と救済連合組織」(uossm-france)の代表者の報告を14日に伝えている。13日にはシリアのアサド大統領政府軍はアレッポに残る市民に救済を呼びかけて、シリア政府軍が大勢の市民を迎え入れている様子をビデオで流したが、これはアサド側の演出であったと報道されている。アサド軍が今も爆撃を続けているビデオが報道されている。この3日間で7つの病院が爆撃を受けたという。停戦などしてないのだという市民の証言を伝えている。この市民を殺害しても良いとする民主主義の貧困な思想を国連も許してしまった。科学兵器をアサドが使用したことをフランスを初めとして欧州共同体(EU)も指摘はしたが、世界はこれを鵜呑みにしてしまった。人が殺されてもロシアや中国は国連で拒否権を使ってシリアのアサドを支援し続けた。オバマ米大統領も強い姿勢でこの人殺しの狂気に対して勇気をもって反対の意見を述べなくなってしまった。欧州のメルケル独首相やオランド仏大統領、ジャン・マルク・アイロー仏首相、元仏外務大臣ロラン・ファビウスも何度もこのシリアのアサドの行き過ぎた殺害を批判し、これを支援するロシアを厳しく批判してきている。しかし40万人という人がシリアでこの5年間で殺害されて死亡したことは、国際政治は市民殺害を傍観しても良い、人を殺害しても良いという誤った思想が許されたということだ。現代の民主主義の力のなさが露わになったのである。戦争に対抗し殺害に勝てる人民救済の思想がないということだ。これが最大の悲劇であると思う。

2016年11月11日金曜日

オランド仏大統領はトランプの所信表明で人権感覚に注視

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎11/‎11/‎2016‎‎-01:09:44)米国の大統領に選ばれたトランプの事でドイツやフランスの政治責任者や各政党でそして市民が話題にしているのは日本のような経済関係の事ではなくて、女性や移民・難民に関する差別や人権違反のことなのだ。米国内ではこれに対するトランプへの反発デモが起きている。メルケル独首相が人権尊厳を基としてならば米国との交渉をやってもよい風な思い切った発表をしている。オランド仏大統領はその点を余り強調してはいないが、やはり送った祝電にはこの人権の尊厳が両国の関係に於いて大事であるということが一筋書かれている。

2016年10月30日日曜日

オランド仏大統領 仏最大のジプシー強制収容所訪問 初の国家責任承認

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎30/‎10/‎2016‎‎-00:50:43)29日朝、オランド仏大統領はフランス中部を東から西に流れるロワール流域中部のアンジェやソミュールのあるメーヌ・エ・ロワール県にわずかな遺跡の残るフランス最大のジプシー強制収容所で6000人から6500人ほどが収容されていたモントルーユ・ベリー(Montreuil-Bellay)を訪問した。ここにはナント地方の住所不確定者(SDF)も収容されていて、1941年11月から1945年1月にかけて百人ほどが死んでいると、エクスプレス(LEXPRESS.fr)紙は報道している。第二次世界大戦中のフランスの犯した人権違反の犯罪を認め、国家の責任を政府責任者として初めて認め謝罪した。これはフランスの第一次世界大戦の悲惨を追悼する70周年記念行事の一環として行われたものだ。オランド大統領は、ジプシー(チガン)の遺族たちはこの日をどんなにか待ち望んでいた事か、真実を話す時が来たと宣言した。

2016年9月17日土曜日

スロバキア27カ国欧州首脳会議 難民の受け入れで欧州内分裂

(パリ=飛田正夫 日本時間;‎‎‎17/‎09/‎2016-03:35:43)9月16日に27カ国欧州首脳会談がスロバキアの首都ブラチスラバで開催された。ギリシャとイタリアに留まる難民の欧州振り分け比率で喧嘩状態が続いていて、この受け入れの欧州計画に特に強く反対しているのがハンガリー、ポーランド、スロバキア、チェコなどで、ブラチスラバでの欧州首脳会議では、これらの諸国が大国の意見が支配的であると厳しく激突する批判をした。先週アテネでフランス、イタリア、ギリシャが会合し、難民受け入れ資金を分担することが優先的になされなければならない先決問題だと話されていたからだ。フランスの各種メディアが報道している。14日欧州審議員を前にジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長は話し、ブラスチラバでの欧州首脳会議は、欧州の多様性が表面化していて亀裂が表面化したたことも確かだと、これを認めている。

2016年8月1日月曜日

メルケル独首相「トロイの木馬」の危険も 難民受け入れとテロとの狭間で 

(パリ=飛田正夫)31日、ドイツのケルンで、エルドガン支持の5000人規模のデモ集会が起こった。トルコの赤い旗をなびかせて、エルドガンの勝利と自由の勇士を讃える横断幕を持って、「我々はドイツにいる」「アラーの神は偉大だ」と叫んだ。集会の少し前には、トルコ政府がビデオでケルンの集会に介入することを、ドイツ議会が禁止したことで、トルコ政府は怒っていた。しかし集会では、イスラム保守派のメッセージは読み上げられたという。前日30日にはベルリンで800人程が、メルケル独首相の難民受け入れ政策を続行するという宣言を直接批判する極右翼系のデモがあった。メルケル独首相にとっては、国内には相次ぐテロリスト事件の勃発と反イスラム主義が強まる中で首相退陣の批判も出てきている。イスラム教徒やトルコ移民は、メルケル独首相にとって、トロイの木馬のような事件になるかもしれない。トルコ大統領エルドガンが、軍事クーデター失敗での捕虜の取り扱いで、拷問や非人間的取り扱いの粛清が批判されている中で起こったトルコ移民たちの集会だけに、イツ政府は神経をとがらせている。メルケル首相の勇気と慎重さが問われている。

2016年7月9日土曜日

カダフィの次男の釈放は噂でも リビア再統一で貢献希望を宣言

(パリ=飛田正夫)リビアを42年間支配してきた独裁者カダフィ大佐の次男であるセイフ・アル・イスラム・カダフィ氏が釈放されたと、同氏の弁護士が8日にFRANCE24.comに会見し発表した。リビアの再統合に貢献したいとの意思を同氏の弁護士(Marcel Ceccaldi)を通してFRANCE24.comに再度7月8日に確認している。現在セイフ・アル・イスラム氏は首都トリポリの南西部180キロほどの大都市ザンタン(Zintan)からの招待をうけ現地に逗留中だというものだ。しかし、セイフ氏は、2011年11月に父親のカダフィが砂漠の土管の中で発見されて何者かによる謎の殺害直後に、リビアを逃げようとしていた時に、トリポリ政府に反対する民兵の1人によって逮捕されそれ以後ザンタンに拘置されていて釈放はされてないというルモンド紙やトリビューン・ド・ジュネーブの記事が直ぐに出ている。

2016年3月29日火曜日

復活祭前にパキスタンでキリスト教徒を狙ったと仏メディア タリバン自爆テロ犯行声明  

(パリ=飛田正夫 2016/03/29 9:08日本標準時)3月27日に起こった自爆テロでは70人以上が死亡。 数十人が負傷した。犯行声明がパキスタンのタリバンから出ている。パキスタンのラオル(Lahore)でイースター(復活祭)の前日の為にキリスト教徒が狙われたと仏メディアが報道。子供の遊園地に集まっていたイスラム教徒の被害が多かった。

2016年3月27日日曜日

国際人権裁判所ボスニア・ヘルツェゴビナ人権違反裁判でカラジッチに30年禁固刑

(パリ=飛田正夫3月24日 11:52)23日、国際人権裁判所(CPI)はボスニア・ヘルツェゴビナ戦争での人権違反・大量虐殺・戦争犯罪で1992年から1995年の間に10万人を殺害し、220万人の難民を出した最高責任者ラドウアン・カラジッチ(Radovan Karadzic)を裁く歴史的な判決を出す日となった。当時スレブレニカ(Srebrenica)収容所にいた犠牲者たちを前にして14時に判決が宣告される。世界中から多くの外交官やジャーナリストが詰めかけているとラジオ・ヨーロッパ1は報道した。
2006年死亡したミロセヴィッチ以後の最高責任者として70歳のカラジッチ70歳が、20年後に裁かれる重大かつ歴史的な戦争犯罪を裁く人権裁判である。

2016年3月16日水曜日

パリ16区高級住宅の住民が 家無き市民の住居建設反対  ブローニュの森を私物化発言

(パリ=飛田正夫)14日夜に16区のブローニュの森の入り口にあるドフィーヌ大学の最大の階段教室を使って、住む家の無い市民を救済する緊急住宅施設建設の計画案が、パリ市長やパリ知事及びアソシエーションなどによって紹介された。16区はパリの西部のブローニュの森に面した閑静な高級住宅街であるが、この森に家の無い貧困者のための住宅施設を作ることで、16区の住民が大騒ぎして反対している。16区の住民たちは難民や不確定者(SDF)が住むことで森の環境が悪化するとして、逆に人種差別にもなりかねないような反対の声を上げている。このままでは人種差別や人権違反になりかねないので、これを環境保護と環境悪化に摩り替えてブローニュの森が自分の散歩場であるかのゆおな私物化発言をして
抗議しているようだ。200人ほどが入居できる住居の無い市民たちのセンター施設は、森の中を走るアレ・ド・フォーティフィカション(allée des fortifications)沿道に建てられる。計画案は前から住民の前に発表されることになっていた。大学の階段教室に参加した住民らからは下品な野次が飛んだ。「泥棒」「ブロッカ(知事の名前)ウンコ」「私の森に手を触れるな」「パリ市長は法律を尊厳し、森を尊厳せよ」「森はいいが、ジャングルはノンだ」、記事にできない汚い言葉も叫ばれた。笛があちこちで鳴らされ会合は出来なくなり、約20分後に閉会した。フランスの無料新聞では最も中立報道の「20minutes」などが伝えた。(2016/03/16 11:32日本標準時)

2016年2月9日火曜日

メラ殺害のテロ論議で サルコジとブルトが殺害された軍人の父親から告訴

(パリ=飛田正夫2016/02/09 17:11日本標準時)2012年3月は仏大統領選挙の真っ最中で投票日の直前に起きた事件で、火に油を注ぐようにメディアが拍車をかけ世論は反イスラム熱で騒然となっていた。トールーズとモントーバンで起きた「メラ事件」と呼ばれているものだ。ユダヤ人学校や軍隊が、モハメッド・メラ(Mohammed Merah)青年に襲われて7人が死亡した。当時、政権を握っていたサルコジ前大統領はこの事件を指揮して仏軍特殊部隊を使ってイスラム系メラ青年の閉じこもるアパートに突撃させメラ青年を射殺した。大統領選挙の投票日直前の出来事で、これは明らかにフランスの選挙民にはイスラム主義者を見る目が厳しくなることは誰の目にもわかっていた。票がオランドではなくサルコジに傾くということが背景にあったのである。この事件は当時、「残忍」な「連続殺人」事件として報道されていて、「テロ」事件とは呼ばれてなかった。しかしサルコジは昨年2015年11月13日夜に起きたパリ同時テロ射殺事件の後で、12月初めにラジオ・ヨーロッパ1で発言し、「自分が内相と大統領を務めた在任期間2002年から2011年の間にはテロ襲撃事件は無かった」「2012年に一つあった。が、それは哀れにも大変にドラマティックなものでトールーズでフランス兵が命を犠牲にし、ユダヤ人学校の子供が犠牲になったと語った。テロリストと戦う現政権のオランドよりも、はるかに(自分のやったメラ突撃射殺のほうが)より効果的であったことは、言うまでもないと手柄のように得意になってサルコジは自賛していた。大統領在任が2012年3月迄であったのも忘れたのか、次の2017年の大統領選挙の人気獲得にメラ事件を利用したかったようだ。

2016年2月7日日曜日

フランスの「国籍剥奪法」論議 悪は善を破れないが 小善が大膳を破る 

(パリ=飛田正夫2016/02/07 9:13日本標準時)この「国籍剥奪法」が問題にされているのには、世界の人間存在に関する理解と解決が行き詰りを見せているということがあるのでしょう。総ての人間を国という壁では平等に扱えないという限界の壁が明らかになってきた。ヨーロッパは特にフランスにあっては移民・難民や国境を越えてのテロ襲撃事件で排斥や受け入れの思想だけでは解決できない内部からの反乱という国内事情があって、「国籍剥奪法」の修正が問題になってきている。ヨーロッパの民主主義が平和時の封鎖体系での理想でしかなかったことが暴かれているのだと思います。メルケル独首相も国民が難民受け入れを反対し出してきて、その声が高まっているために、難民の受け入れに悲観的になっている。今年は去年のように100万人も受け入れは無理でしょう。それどころか、これまで受け入れた分も含めて、彼らを追い返すことになると思います。彼らに希望を持たせて於いて自分の方の都合が悪くなると態度を変えるのです。だからこれも大変な人権違反の事件なのです。目先の事しか見ない、あるは見えないジャーナリストがメルケルを囃し立てていましたが、彼女は今苦しんでいるでしょう。人を救うなら最後まで救いきらなければならないでしょう。つまり因果を知らないヨーロッパのキリスト教的慈善思想に毒された偽善の行為だったのです。悪は善を破れないのだが、この小善が大善を破るのです。

2016年2月1日月曜日

オランダの国際刑事裁判所 バグボ元大統領のコートジボワール人権違反裁判が開始

(パリ=飛田正夫2016/02/01 4:38日本標準時)1月28日からオランダのハーグ国際刑事裁判所(ICC-CPI)でコートジボワール共和国のローラン・バグボ元大統領(70歳)とその青年担当大臣シャルル・ブレ・グウデ(44歳)の人権違反裁判が開始された。2010年の大統領選挙の後での暴力と虐殺を裁くものだ。昨日28日にはバクボ側が無実を宣言している。この大統領選挙では現役のバクボ大統領がアルサン・ワタラ(78歳)候補と対立したもので、両陣営が激化した抗争を展開していて両陣営合わせて3000人が死亡した。2011年4月に勝利したワタラによりバグボは逮捕され監禁されていた。裁判では目下ビデオなどの物的証拠を検討中であるがこれも正当化のためのモンタージュの疑いもある。カカオ生産の世界的な中心地であるコートジボワールはフランスなどの利権の焦点となる国で、背景にはその動きがあったことも大事である。

2016年1月28日木曜日

仏国籍剥奪法案で 仏大統領と意見が合わず トビラ法相が辞任

(パリ=飛田正夫2016/01/28 9:53日本標準時)27日、トビラ法務大臣が辞任した。理由は仏政府内部の主流派の意見に合わないためであるという。オランド大統領は同日これを了承した。トビラ法務大臣はキリスト教徒らが大反対した同性愛者ホモの結婚の合法化を強力に推進した大臣の一人で、そのためにこれに反対するキリスト教徒団体やこれを支持母体とする極右派系や右派政党議員から厳しく解任を迫られていた。また同様にトビラ法務大臣は、外国国籍を持つフランス人で、極度の犯罪行為を犯した二重国籍者に対しそのフランス国籍を剥奪する法案が準備されているが、これにも強力に反対してきた。そこにはフランスが二重国籍を世界で初めて採用したということもあるが、この二重国籍を否定するとフランスが許す出生地に国籍の権利が生ずるという法律がくつがえされる危険性が強くなるからだ。これは外国でフランス人家族が子供を生んだ場合なども入る。しかし多くはフランス国内で外国人家族が生んだ子供に適応される法律ということから、移民や外国人の権利が縮小化されることになる。

2015年11月23日月曜日

シリアのアサドが買い手だった イスラム国(IS)の財源の原油 欧米が爆撃

23日朝の国営ラジオ・フランス・アンフォはシリアのダエッシュ・イスラム主義国家組織(IS)の財源に触れて、それは原油で主要な買い手はシリアの独裁者アサド大統領の所だという。更に専門家のマチュ・オザノー氏は、アサドはイスラム主義国家組織(IS)を特に嫌っているわけではないのだと言っている。欧米諸国側はこのISの財源筋が原油にあったことが指摘されて来ることで、これを閉ざすために、既に11月13日夜に起きたパリの同時テロ射殺事件以前にシリアのISの原油施設基地を爆撃していた。(パリ=飛田正夫 2015/11/23 18:26日本標準時)

2015年9月30日水曜日

フランスは白色人種 モラノ発言でサルコジの沈黙が危険

ナディーヌ・モラノ欧州議員はサルコジ前大統領が名前変更した共和党の欧州議員で同党の最高責任者の一人であるが、彼女は最近、フランスの人種は白色人種であると発言した。これが人権違反や人種差別だとして批判されている。モラノは、これらの批判は魔女裁判であるとして、犠牲になっているのは自分で受け入れられないことだ。自分は人種の優越性などは話してなどいないと、28日に反論している。共和党の党首サルコジがこれに対しなんのコメントも出さないで沈黙を守っているのは、フランス人の右派や極右派系の人々の支持を獲得するためだというのがヌーベル・オブセルヴァトワー誌の見解である。人種的な怨念を利用しようとしているのは危険なことである。(パリ=飛田正夫 2015/09/30 13:30
日本標準時)

パリ検事は 5500枚の証拠写真からアサドの人権違反・戦争犯罪を裁く予備調査を開始

アサドの「人権違反」と「戦争犯罪」を裁く調査はがパリで進んでいる。仮称セザー氏は2011年から2012年の2年間に撮影した55000枚の虐殺や拷問で犠牲になった11000人が写っている証拠写真のセザー・レポート(le rapport César)を持って、2013年7月にシリアから亡命していた。セザー氏は、シリア警察軍でアサド政権が殺害執行した死体数を記録することを担当していた、元写真家であった。写真の中には、アサド政権に反対するシリアの蜂起者たちとみられる人たちや、囚人にされた人たちの射殺を撮ったものもある。ラジオ・ヨーロッパ1によると、すでに3人の専門家によってこの写真の真偽性が確実に本物であることが証明されているという。(パリ=飛田正夫2015/09/30 10:23日本標準時 )

フランスは、2012年1月に創設されたパリ大審院の大量虐殺法廷でアサドを裁こうとしているが、はたしてこれをフランスが取り扱うことが可能かどうかが目下論議されている。

この調査は、オランド仏大統領がシリア攻撃のための再度の偵察飛行を飛ばすことを大統領官邸エリゼ宮殿でジャーナリストを前に話したその3日後に発表されている。

29日のニューヨークの国連総会で、このアサドの「戦争犯罪」審議が発表されて、シリア危機が国連の中心問題となった。

オバマ米大統領は、イスラム主義国家組織(EI)に勝利するためにアサドの国外追放を強調した。ロシアのプーチン大統領はアサド政権を支持し続けている。オランド仏大統領は28日に国連で演説し、犠牲者と虐殺の執行者アサドとを一緒にして和平交渉はできない。シリア危機の元凶はアサドから始まっているので、彼を追い出すことが解決になると話した。

30日深夜のフランスのラジオでは、アサドが出ていかなければ射殺の筋も考えられると、ヨーロッパの難民が止まらないこともあって、独裁者を支持して夢を見ていることはできない緊急事態となっている。

【参考記事】
http://www.ouest-france.fr/syrie-une-enquete-ouverte-en-france-visant-le-regime-de-bachar-al-assad-3725240
Syrie. Une enquête ouverte en France visant le régime de Bachar al-Assad

http://www.leparisien.fr/international/parquet-de-paris-enquete-ouverte-pour-crimes-de-guerre-contre-bachar-al-assad-30-09-2015-5138787.php
Parquet de Paris : enquête ouverte pour «crimes de guerre» contre Bachar al-Assad

http://www.europe1.fr/faits-divers/la-justice-francaise-enquete-sur-le-regime-syrien-pour-crimes-contre-lhumanite-2522061
EXCLU E1 - La justice française enquête sur le régime syrien pour crimes contre l’humanité

http://www.letemps.ch/Page/Uuid/383d81f2-f0d1-11e3-a2d8-dc7d3196b5d7/Des_photos_de_gens_tortur%C3%A9s_affam%C3%A9s_et_ex%C3%A9cut%C3%A9_%C3%A0_un_niveau_industriel
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SYRIE Mercredi 11 juin 2014
«Des photos de gens torturés, affamés et exécuté à un niveau industriel»