2016年6月6日月曜日

仏共和党ローラン書記長 オランドの次期大統領候補を阻止発言

仏共和党のピエール・ローラン書記長は6月5日にパリのスタリーングラード広場で開催された総会で、同氏の継続信任が対候補者なしで81%が支持、反対は8%で決まった。ローラン書記長は2010年以来共産党の書記長で4日に渡った総会の閉会式で仏社会党(PS)の支持者に呼び掛けて、オランドは2007年の仏大統領選挙候補から外すよう宣言し、我々の候補者ではないと話した。左派を勝利させる候補ではないとローラン書記長は、オランド大統領の次期大統領出馬を阻止しようと発言した。(パリ=飛田正夫6/6/2016 12:31:35 日本時間)


ローラン書記長は左派の人々の意見だとして、オランダの考えは良いが遅すぎた。我々はそれが達成できないと紹介した。ローラン書記長の上げている大統領選挙候補者は社会党のアルノー・モンブール(Arnaud Montebourg)氏をあげたが、最近人気の高まっている左派党共同議長のジャン・リュック・メランション(Jean-Luc Mélenchon,)氏を特に指名したがっているようだ。

総会の最終日には社会党(PS)フロンド派のブノワ・アモン氏やマリ・ノエルさん、クリスチャン・ポール氏などが参加した。2017年の仏大統領選挙では左派の結束を再度固める方向でまとまっていこうとしているようだ。共産党に分裂の選択はないとしても、今後、社会党主流派がどう動くかだ。

【参考記事】
http://www.lemonde.fr/politique/article/2016/06/05/pcf-reelu-pierre-laurent-lance-un-appel-aux-socialistes-excluant-hollande-pour-2017_4937570_823448.html