2016年6月27日月曜日

イラク イスラム主義者ISとのファルージャの戦いが終わる

(パリ=飛田正夫6/27/2016 1:35:07 日本時間)26日、イラク軍はファルージャ(Fallouja)を完全に開放したと報道された。町はイラク軍の統制下におかれたと反テロリスト精鋭部隊(CTS)のスポークスマンのサバン・アル・ノーマン(Sabah al-Noman)氏によって、アイデェ・アル・アバディ(Haider al-Abadi )首相の勝利宣言の9日後になされた。軍隊はダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)のイラクでの最後の砦となるムゾールへ向かう。ファルージャは2014年1月にイラクで最初にISの支配に陥落した町で首都バクダッドからは西へ50キロほどの町だ。この1年でISは米国が率いる連合軍の空爆によって占領地の3分2を失っていた。このファルージャの町の市民85000が難民化していて水や食料の無い貧民キャンプに生活していて大問題になっていた。殺害された数は不明だが大きな集団墓地が掘られて、その仕事を請け負った市民の証言がある。6月初旬に国際非政府組織(NGO)の人権擁護団体ヒューマン・ライト・ウオッチ(Human Rights Watch  HRW)はイラン政府にその調査を求めていた。(文字数 ;479)

【参考記事】
http://www.ouest-france.fr/terrorisme/etat-islamique/fin-de-la-bataille-de-fallouja-lei-accule-en-irak-4327670