(パリ=飛田正夫 日本時間;08/03/2017-19:23:53)7日16時30分頃に、フランスのアルプス・サヴォア地方のヴァルフレジュス(Valfréjus)スキー場で雪崩がありオランダ人1人が死亡した。同じグループと見られる2人が行方不明で、吹雪のために捜査は難航していてやっと21時間後にヘリコプターによる滑走場を中心に調べている。7日には世界的に有名な冬の観光地でスキー場でもあるティニュ(Tignes)で雪崩が一般スキー場で起こった。しかし悪天候のために滑っている人はほとんどなく被害がなかった。雪崩は雪が多く降ったことから起きたものだとの解説で、犠牲者がでなかったのは幸運であったと喜ぶテレビラジオの論調が多かったようだ。それはこのティニュでは先月に、ガイドに連れらた父親と子供の3人がスキー場外(オーピスト)を滑っていて雪崩に会い死亡している事件が起きていたからだ。フランスではオーピストで滑ることは危険を知っていて滑るのであって全く自由であり、禁止されているわけではない。ヴァルフレジュス(Valfréjus)スキー場はパリからTGV超特急で3時間ほどで着くモダンヌ駅の近くにある。