(パリ=飛田正夫 日本時間;10/09/2017-07:26)米国が北朝鮮に対する新たな厳しい経済制裁で、それを月曜日に票決することを国連に公式要求するが、その数時間前に北朝鮮の欧州担当副部長はフランス通信(AFP)に対し、もし核兵器が悪いのであればフランスの核兵器を放棄すべきだと話した。また北朝鮮のミサイルがヨーロッパを標的にしていると考えるのは馬鹿馬鹿しい事だとも話した。北朝鮮の大陸横断核弾道ミサイルは米国への抑止力としてあるのであって、これがヨーロッパを標的にしたものだというのは可笑しなことだとも言っている。
これはフランスのエマニュエル・マクロン大統領は国連に対し北朝鮮の動きに早急に対応するよう、また明快な回答を欧州首脳会議で出すべきだと話していた。また、前仏国防相でジャン・イヴ・ドリアン現外務大臣が以前に北朝鮮は数カ月でもって米国を襲撃し、ヨーロッパも攻撃できるようになると言明していたからだ。