2017年12月24日日曜日

フランスでは4歳の誕生日を迎える子供も哲学する

ドイツ人は哲学的でしょうか。日本人はどうでしょう。フランス人の哲学する生活というものを彼等の日常の中にしばしば感じるのです。これは庶民の中にもあって、もう言葉や哲学用語の理解から始まってなどいないのです。私が感じるのは、フランス人は先ずノーと返事をし、次にそれは何故なのか?と相手に問うてくるのです。これに尻込みする遠慮などは全然ないのです。そういう雰囲気の中で日常性の生活の中が哲学的なのです。肌から思考することが染み透ってくる理解のようです。これが4歳の誕生日を迎える子供でもそうなのです。いつか私もその子供のようになってみたいものだと思っているのです。(パリ=飛田正夫)(仏時間 ‎24/‎12/‎2017)