どちらも晩年の相は良くなかったのは病気のせいだと思われるが道義的・思想的な問題が大きかったのではないか。アカデミーフランセーズ会員といってもレコードを1億万枚売ったとしても有名歌手だといっても、生き方に一抹の悔恨があったと思われる。この辺はインタビューしてみる必要があったかもしれない。
もっとも人間の死の威厳性は知名度に無関係なことを再度考えさせられる事件でもあった。死は一定だが悲壮な死は安穏な冥福は約束されないだろう。例え病気であったとしても最もそれらは即身成仏にはおよそ縁遠い死相であることは言うまでもない。誤魔化しの宗教家や思想家だけでなく人々に影響を与える政治家や学者など、更にはこのジョニーのような歌手などでも死をまじかに控えての相というものがその人の一生の決算を示すもので非常に大事であることは言うまでもない。どんなにそれを隠そうが中風の覚者などというものは存在しないからである。(日本時間 06/12/2017 ;12:17)(仏時間06/12/2017 ;04:17)
【参考記事】
http://www.lemonde.fr/culture/article/2017/12/05/la-figure-de-jean-d-ormesson-depasse-tres-largement-le-milieu-litteraire_5225063_3246.html
http://www.lemonde.fr/disparitions/article/2017/12/05/l-ecrivain-jean-d-ormesson-est-mort_5224647_3382.html
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https://franettese.blogspot.fr/2015/10/14.html