
こういうラホイ政権を受け入れている欧州共同体(EU)の姿勢をも糾したわけです。少なくともそれはあり得ることだとしても、しかし我々の正当な選挙での独立派の圧倒的な勝利は事実であって、スペイン政府もEUも我々の声を少なくとも聞くべきだというのです。
これは道理が通っていると思える。この道理を暴力や不正な論理で再度踏みにじるならば、つまりこの10年来ラホイ政権はカタルーニャとの話しあいを退け交渉を拒絶してきていて、今後も同じ態度を続けるならばということでしょう。その場合にはスペインは勿論それを支援するヨーロッパの民主主義の価値も否定され、それが虚像であったことになるというのです。そのことを指摘したプジャダモンはそこに掛けているようで、素晴らしい発言をしたわけです。ベルギーでの記者会見はフランスではテレビFRANCE24.comで同時放送されました。(パリ=飛田正夫)(仏時間 22/12/2017 20:05)