（パリ=飛田正夫）フランス裁判所が2016年9月7日以来出頭命令を出していた、欧州指名手配中のサルコジ仲間の最側近アレクサンドル・ディジュリ（Alexandre Djouhri）仏-アルジェリア国籍（58歳）は、ロンドン警察に資金洗浄・汚職・公共財悪用などの容疑で1月8日朝に、ヒースロー空港で逮捕された。ディジュリは、リビアの独裁者カダフィから2007年のサルコジの仏大統領選挙運動の為の資金調達で仲介役をしていたとされる事件の鍵を握る重要人物と仏裁判所はみている。ルモンド紙やヌーベル・オブセルヴァトワー誌が報道している。しかし不思議な事が多く、マクロン仏大統領がアルジェリアを訪問した12月6日にアルジェリア在仏大使館私邸のレセプションでディジュリの姿を見たとする情報も報道されている。（日本時間10/01/2018;02:16）（仏時間 09/01/2018;18:16）
【参考記事】
https://www.lesechos.fr/politique-societe/politique/0301117046206-lhomme-daffaires-alexandre-djouhri-arrete-a-londres-2143090.php
http://www.lemonde.fr/police-justice/article/2018/01/08/soupcons-de-financement-libyen-de-la-campagne-presidentielle-de-sarkozy-alexandre-djouhri-interpelle-a-londres_5238959_1653578.html
