(パリ=飛田正夫)フランスのマクロン大統領は8日から3日間に渡る中国訪問の二日目は習近平国家主席と共に北京の人民大会堂に姿をみせ講演した。その中でシルクロードの話しを引き、これは中国だけではないがとしてフランスとの関係強化を50項目ほどの事業で協力することになった。その中で仏原子力産業アレバ社の原子力燃料再生処理プラント建設を中国に初めて建設する話も発表された。また観光やこれまで禁止されていたフランスの牛肉輸入解禁などフランスの牧畜産業にとっても希望ある経済協力となった模様だ。しかし中国の人権弾圧については人権の国フランスのマクロンは習近平国家主席には個人的に話したとフランスのテレビは報道している。北朝鮮のロケット問題を話す予定だったがこれは無かった模様。それは、8日に北朝鮮と韓国が国境地帯の板門店で、韓国の冬季オリンピック参加を機にこの会談が実現した為に、和平交渉への希望が見えてきたためだ。(日本時間 10/01/2018;02:55)(仏時間 09/01/2018;18:55)
【参考記事】
https://www.lesechos.fr/industrie-services/energie-environnement/0301122282651-nucleaire-mega-contrat-en-vue-pour-areva-en-chine-2143393.php