2011年5月25日水曜日

スイス原発基地の廃止オプションが5月26日朝には決定発表

スイス政府ではこれまで原発基地計画の中止の可能性を議論してきた。原子力反対派がすでに福島原発基地事故いらいスイスでは人々の関心の中心になっている。政府の7人のメンバーは3月23日に会議をもって、福島の地震と津波で起こった原発基地事故を考慮しながら、スイスの原発基地の将来を検討した。スイス政府は公式には5月26日朝に結論を発表することになっている。

スイス政府は公式には5月26日朝にどの方法をとるかを発表することになっているとエネルギー省のスポークスマンがフランス通信(AFP)に話している。スイスには5基の原子炉があり、福島後で3つのシナリオが練り上がっている。①現在、最古の3つ原発基地の交換も考慮しながら現存する原発基地を維持してゆく。②現存する原発基地の使用期限がきたら廃止する。③可能な限り早期に使用期限終了を待たずに原発基地を終わりにするといものだ。

スイスでの原発基地廃止の可能性でエネルギー業界では大きな反応が起こっている。スイス企業連盟が記者会見したところでは現在「まだ原発が必要である」というものだという。

スイスのエネルギー調達の割合は水力が50%、原発は40%、10%が自然エネルギーとなっている。

スイスは福島原発基地事故の3日後に原発基地の更新計画の停止を決めていた。

スイス連邦原子力安全監視センター(IFSN)が日本の福島の原発事故の実際の原因を調査し分析して結論を出すように任務を付した。

IFSNはスイスの原発の安全性の観点から、保存燃料の点では弱点の存在が発見されたが、これは緊急の危険にはつながらないと同組織ではみている。

3月末にオルテン(Olten)のスイス原発開発センターが狙われて、仕掛け爆弾の手紙が爆発して建物内で爆発し2人が軽い負傷をしていた。この襲撃(テロ)は非公式アナーキスト連盟だと犯行声明がだされていた。

5月22日には2万人ほどが北部ベズナウ(Beznau)近くで1969年に建造されたスイス最古の原発基地を前に、原発基地に反対する抗議集会があった。

スイスはまたフランス最古の原発基地があるフェッセンハイム(アルザス)原発基地でも反対運動が起こっていて、これにも関心を向けている。

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仏最古のフェッセンハイム原発点検で「原子炉停止」 アルザス市民は福島の影響で「原発廃止」を要求  


(参考記事)

La Suisse s'apprête à trancher sur l'avenir de ses centrales nucléaires