2016年4月17日日曜日

ローマ法王に選ばれた難民 3家族12人の選考で話題

(パリ=飛田正夫 )16日午後に、ローマ法王フランソワ16世はエーゲ海にあるトルコ沿岸のギリシャのレスボス(Lesbos)島に集結されているヨーロッパ移住を希望する難民キャンプを訪れた。ローマ法王庁ヴァチカン側は、どうしてこの12人が選ばれたかを説明している。既に、トルコと欧州側との難民受け入れ妥結が具体化した3月20日前にこのレスボス島に来ていて難民希望届けを出していた者で、ダエッシュ=イスラム主義国家組織(IS)の支配下にあって、より悲惨な境遇で恵まれない人々40人が初選考になり、最終的に10人の子供を含む計12人3家族のシリア人イスラム教徒が選考の対象になったのだという。

この数はシンボル的なものであるという。今後はローマ法王の示した友愛のシンボルを具体化してローマ法王庁国は更に多くの難民受け入れを実行していくべきであろう。

【参考記事】
http://www.france24.com/fr/20160416-crise-migratoire-lesbos-religion-pape-francois-patriarche-bartholomee-orthodoxe

https://www.google.fr/?gws_rd=ssl#q=pape+Fran%C3%A7ois
http://tempsreel.nouvelobs.com/monde/20160416.OBS8669/le-pape-francois-revient-de-lesbos-avec-12-refugies-syriens.html