2012年1月21日土曜日

アレバ社元管理職がローベルジョン前社長と同様、私立探偵社の盗聴を告訴

アレバの元管理職を務めたダニエル・ウーテール(Daniel Wouters)氏2011年の夏にスイスのアルプ・サービスという私立探偵社によって盗聴・調査されていたとして20日にウーテール氏は通信の秘密と個人の私生活を侵害するものとして名誉毀損で訴えた。これは元アレバ社の前社長アンヌ・ローベルジョンさんとその夫のオリビエ・フリック(Olivier Fric)氏が2011年12月末に訴えたものと同様なものである。
この暴露記事は左派系新聞リベラション紙が第18面に掲載したものである。2011年12月末に政治家暴露の専門週刊紙カナール・アンシュネがローベルジョンさんとその夫が傍聴されていることを暴露したポメロール4と名づけられたレポートの中の結果内容とほぼ相似しているという。

ポメロールという呼び名は電話交信の分析をした場所から来ている。

フリック氏とウーテール氏とは2011年の夏までアレバ社の鉱山部門の開発を指揮していて、その幹部5人の内の2人が2011スイスのアルプ・サービスという私立探偵事務所によって調査されていたというものだ。

これへの調査要請はアレバ社最高幹部のセバスチャン・ド・モンテスー(Sébastien de Montessus)氏が、2007年にアレバで論議になったカナダのウラン採掘会社ウラミン(UraMin)の獲得条件の研究を入手しようとしていたとされている。

20日、モンテスー氏はフィガロ紙で会見して発言し、いかなる場合でも個人の私生活を調査することをアルプ・サービス私立探偵事務所に依頼することはなかったと宣言していた。

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