2010年12月16日木曜日

インド洋の島で移民船が座礁 30人ほどが死亡 「難民書類審査所」への旅か?

15日、オーストラリア西方のインド洋の島で移民の乗る船が座礁し30人ほどが溺死で見つかった。生き残ったのは42人で現在も捜査は続いていると15日、パリ時間13時30分ごろのニュースでは報道されている。証言者の話では、船には多くの家族がいて病気のようだったという。船は島の崖にぶつかって砕け散ったという。海が荒れていて救助が困難だといっている。

島はクリスマス諸島の中にありオーストラリアの西海岸から2600キロほど西方のインド洋の島でジャワ島の東300キロほどの位置にある。島にはて船でたどり着いた難民を書類審査の期間だけ受け入れるオーストラリアの中央留置所がある。

人権団体は毎年この付近で多くの海難事故があり危険を危惧して、東チモール島に難民書類審査センターを設けるようオーストラリア政府に要求していた。

首相は第一の目標は救助にあると宣言し現場で負傷した人々の介護と捜査に全力をつくすと発表している。