2010年12月31日金曜日

フランス上院議会が、裁判所の代訴人職を廃止

12月21日フランス上院議会は2012年1月1日から裁判所での代訴人の職種を廃止して弁護士の仕事に合体させる方針を最終的に決議した。

現在フランスでは代訴人は400人ほどだがそれを執り行うのに1800人が働いている。


弁護士が裁判所で被告人を弁護するのにたいし代訴人は裁判で被告のために裁判所への訴訟行為の代理嘆願をすることを受け持っていた。代訴人の歴史は古く15世紀に遡るという。

1971年に初の代訴人と弁護士の合体が大審院でなされたが、控訴院には代訴人の職が存在していた。廃止案は2008年にジャック・アタリ氏が提案していたもの。