2011年1月10日月曜日

仏社会党前書記長オランド氏は 「時機を得て」 大統領選挙候補に出馬

10日、仏社会党前書記長のフランソワ・オランド氏はパリジャン紙、今日のフランス紙、ヨーロッパ1ラジオの共催番組「大ランデブー」に出演して、時機を得て2012年の大統領選挙への出馬を決意したことを発表した。オランド氏は自分はフランスが非常に困難な時にあたり貢献したいと語った。また17年間の右派政権の後で2012年は左派に勝たせたいと抱負を述べている。

現IMF国際通貨基金総裁でフランス元社会党経済相を務めた「DSK」の愛称のあるドミニック・ストラスカンは左派に人気があり多くの人が同氏の大統領選挙への出馬に期待しているがまだ出馬の表明がないままだ。10日の「フランス・ソワール」掲載のための世論調査ではDSKは先月の41%よりも5%減って36%になったが依然として人気がある。

オランド氏はDSKが候補を名乗ったとしても、自分のプランを引っ込めない。自分のやり方、フランスに対する考えを変えないと話している。

オランダ氏は候補声明をだしたのは時機というものを考えてのことだと強調している。2006年の時には時機が来てないので候補に出なかったのだという。

オランド氏は2012年の社会党での大統領選挙候補者名が夏前に全員出揃うことが理想的で、それは十分な体制を整えるのに大切なことだといっている。このことはマルチンヌ・オブリ仏社会党書記長やセゴレーヌ・ロワイヤル前大統領候補なども同じ見解で候補者の決定を早めにする方向に固まってきている。

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Jul-22-2011