2011年2月19日土曜日

「フランス農業物産展」を前に、隠れた「ブルターニュの真実」をエコロジストが警告


2月19日からパリのポート・ド・ベルサイユで開催されるフランス農業物産展を前にしてのブルターニュの緑の海草が殺人ガスを発生させ危険だとエコロジストによる真実の警告キャンペーンがあった。これは農業国としてのフランスが危険な事実の存在をどう捉えるかということで非常に心配される事件である。みんなはこの広告にブルターニュのイメージを壊すと憤慨するが、一人の人間が死亡したことでもある。このまま真実を隠してツーリストをだまし続けることはできないとエコロジスト側ではいっている。

フランスのブルターニュ地方の西北部地方の海岸で、海草の繁殖で海が緑になる硫酸イオウのガスを発生させる海草の処理のために海辺でトラックに積んでいたチェリー・モルフォアス氏(48歳)が2009年7月22日に死亡した。中毒学的分析で緑海草が発生するガスが殺人ガスであることがわかっている。

2月17日にチェリー氏の両親のジャン氏とクロードさんは、ヨーロッパエコロジストと緑の海をストップさせる協会のメンバーが掲げるフランスの自然擁護の広告キャンペーンに関して、これは何もスキャンダルなものではなくて真実を語っているにすぎないと語った。

18日のラジオFrance Infoなどではこのエコロジストに反対する意見が強く取り上げられていた。
そこではエコロジストのこの運動に抗議する人々は、ブルターニュの海岸は100もあり問題なのは3箇所ほどなのにイメージが全部悪くなるといって怒っている。

フランス、ブルターニュの伝統なのかもしれないが、もし臭い物にはすぐに蓋をしろ式の考えが今後も続けばさらに危険であるということを示唆させているのかもしれない。