2011年4月4日月曜日

サレハ大統領の「出国と現体制崩壊」を要求しイエメンで相次ぐ抗議デモ

4月4日、イエメンの首都サヌア南部のタイズ(Taez)で2月中旬からキャンプを張っていたデモ隊が公共の建物を占拠しようとして警察と衝突した。警察が群集に発砲したために15人が死亡し250人以上が負傷したと病院関係者はいっている。同様な事件が南部のアデンでもあった。紅海沿岸のウダイダでは大統領の住宅を占拠しようとするデモを警察が催涙ガスと実弾を発砲して鎮圧している。

「アラブ諸国の春」でチュニジアやエジプト、リビアの影響からイエメンでは32年間に渡る独裁者アリ・アブドラ・サレハ大統領の出国と現体制の崩壊を要求するデモが続いている。

3月8日、首都サヌアでは反体制派のサレハ大統領出国要求デモに対し警察が発砲する事件があり少なくとも65人が負傷しそのうちの6人が重症を負っている。数千人がサヌア大学前に集会するのを阻止しようとしたもので、発砲は武器を所持している者を狙ったと政府側報道ではいっている。

サレハは議会選挙の後の年末になったら大統領を退くといっている。