2011年4月30日土曜日

米国上院議員がオバマ大統領に求めた制裁はアサド国外退出の制裁

4月28日、シリア革命のシンボルとなったデララ(Deraa)の町は水も幼児に与える牛乳もなく薬もない。電気は停電のままだという。3人の米上院議員たちは重大な段階にきていると判断し、アサド体制に圧力を加え国外へ退出させるために外交かつ経済上の具体的な制裁で対処するよう厳しく要望した。

3人の影響力のある米国上院議員がオバマ大統領にシリアのバッシャール・アサド大統領はどんな合法性も無く辞任すべであって、オバマ大統領は曖昧な態度をとらずアサドが国外に出て行くことをリビアのリビアのカダフィ大佐やエジプトのムバラク大統領の時にしたのと同じように宣言すべきことを説いている。

3人の上院議員とはジョエ・リーベマン(Joe Liebeman )、ジョン・マッケィン(John McCain)、ランデェセィ・グラハム( Lindsey Graham)だ。

3月中旬から始まったシリアの民主化革命はアサドの凄惨な圧力ですでに全国で453人の市民が死亡していると人権擁護団体では見ている。

政府は否定しているが、シリア軍隊の第5中隊などが市民がわを支持する動きがでていると「ラジオFrance Info」では報道している。

28日のフランス通信(AFP)によるとロンドンに本部を持つシリア政府反対派の組織は軍隊に対して横暴な圧力から市民を保護するように求めている。

ロシアはシリアに殺害の責任を処罰を発言してはいるが、中国とロシアの立場は国際社会によるシリア制裁をすればそれが内政干渉になり市民戦争を助長させると判断しているようだ。

フランスは国連安全保障理事会が宣言して姿を乗り出すのを待っている。国際社会を見方につけた上での制裁を常套年手段としているからだ。

英国はウイリアムとケートの結婚式にシリア大使の招待を取り消すやり方で処罰の態度を示したという。しかし立憲議会制ではあるが君主がいる国が独裁者の国を裁くのはまるで中世の戦のようである。