2011年7月14日木曜日

アレバのローベルジョン氏 リベラション紙の監査諮問委員長に「メディアと原子力産業」に不思議の眼


7月13日、フランスの左派系新聞リベラション紙のエドワード・ロスチャイルド氏やジャカランダ・カラチオロ氏、ブルーノ・レドウ氏ら大株主は、アンヌ・ローベルジョンさんを同紙の監査諮問委員長にすることを発表した。現在、アレバ社の社長として10年間勤めてきた同氏をリベラション紙が起用することに大手メディアと原子力産業のどのような関係があるのか不思議の眼で見られてもいる。(JST 11/07/14/18:45)


ローベルジョンさんはミッテラン政権ではエリゼ大統領官邸の副総書記官で、ゴジェマの時代からフランス原子力産業の厳格な安全性と透明性の確立に貢献してきたといわれる。しかし福島原発事故を期に原子力産業の限界が浮かび上がっている。

6月末の任期切れにともなって第三期の運動をしていたがローベルジョンさんとはうまくいってなかったサルコジ大統領の不支持もあって辞任となっていた。同社員には彼女は任期があって支持している者が多いという。
(参考記事)