2011年7月14日木曜日

サルコジのアフガニスタン訪問で、仏兵士の殺戮、オランド前社会党書記長は仏軍隊をなくすと宣言

7月13日にアフガニスタンで5人の仏兵士が死亡した。タリバンによる安全地帯への警察官などに変装しての侵入で爆弾が仕掛けられるようになってきていたといっている。2012年のフランス大統領候補であるフランソワ・オランド前社会党書記長は以前から自分が大統領になったらばアフガニスタンから2013年5月以降は一人の兵士もいなくなると発言していて13日に再度繰り返し発言している。サルコジ大統領は2014年の終わりまでには戦争がなくなればフランス軍隊はいなくなるだろうと突然にアフガニスタンを訪問して発言しているのが7月13日の夜のフランス国営放送・テレビA2で報道された。それに関しアフガニスタンでのフランス軍隊の撤退時期が不鮮明になったのではないかとも見られている。

戦争があるから軍隊がいるのではなくて、軍隊がいるから戦争が続き兵士や市民が殺害されることをフランスはいまだにコートジボワール、リビアやアフガニスタンの戦争で気づかずにいるとは思われない。おそらくは戦争に何か期待できる甘みがあるのであろう。