2011年9月12日月曜日

仏マルクール原子力発電所で廃棄燃料処理工場が爆発、1人死亡4人重症

仏マルクール原子力発電所で廃棄燃料処理工場が爆発、1人死亡4人重症

12日12時(フランス時間)ごろに、南仏のガール県マルクール原子力発電所が爆発し1人が死亡し4人が重症を負ったと仏国営ラジオ・フランス・ア ンフォが伝えた。マルクールは一般の原子力燃料よりも放射能の多いモックス燃料の生産や原子力の研究所として多くの部門があり、5社、3800人が働いて いる。事故があったのはその中のフランス電力(EDF)の下請け会社が担当する原子力廃棄処理でのガラス固化の作業過程での溶鉱炉が爆発した事故であっ た。

施設はボークルーズ地方のローヌ川沿いにあり、アヴィニョンから上流30km、ニームからは北東45kmの位置だ。

4人の重傷者は病院に運ばれた。現在のところ原発施設内に設置されている放射能探知機の反応状態から、同県は非常事態の発生を宣言してなく、事故は原発事故ではなく産業事故だと捕らえているという。

(2011年 9月 12日 21:20 )

【参考記事】



France: un accident meurtrier sur un site nucléaire et...


http://youtu.be/1FM6xgvP2L0