20日朝に捕まりその後で殺害されたリビアのカダフィ大佐の死の状況が問題になっている。北大西洋条約機構軍(NATO)とフランスの戦闘機がシルトの町を逃げる数台の車をブロックさせるために爆撃をしたとロンゲ仏防衛相の発言が21日昼のフランス国営放送テレビA2で報道された。誰がカダフィ大佐を撃ったかは今のところはわからないが、カダフィ大佐は逮捕された時点では立って歩いて車に収容されている。テレビでは生かして置け、手を出すなという声がフランス語に訳されて報道されている。カダフィ大佐はその後で殺害された。
国際人権擁護団体アムネスティ・インターナショナルのフランス支部副会長のフランシス・ペラン氏は21日13時15分の仏国営ラジオ・フランス・アンフォに出演し答えた。「もし、カダフィ大佐の殺害が、攻撃されて逮捕された後であったのならば戦争犯罪の可能性がある。この点での調査を国連がすることになった」とはなした。
胸と頭部とが銃弾で撃たれて死亡している。遺体は現在はリビア反体制派の国民評議会(NTC)の本部があるリビア東部のミスラッタに置かれて葬儀をまっている。
昨夜トリポリに到着したばかりのA2の特派員フランク・ジュヌジュ氏は、「トリポリではカダフィ大佐の死因は論議になってはいない」と伝えている。
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