2013年12月13日金曜日

北朝鮮キム第一書記 伯父処刑の理由 圧迫感と不満の怨念が爆発か

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記(30歳)は叔父張成沢(チャン・ソンテク)氏(67歳)を中国に味方し北朝鮮を裏切ったことで特別軍事裁判にかけられて、12日に即刻カメラを前に処刑された。裏切りとは鉄鉱石を中国に持ち出し、中国は彼に4500トンの石油を与えたというものがある。隣国の韓国や日本は北朝鮮の新たな過激化の高潮を心配していると仏国営ラジオ・フランス・アンフォ(RFI)は報道した。

殺害の理由としては経済改革ではその主要な諮問役であった。また政治・防衛の全般にわたり張氏が若い金氏の指南役となっていてその圧迫感と不満が爆発したものと見られている。

一方、米国に本拠地をもつアジア社会の国家専門機関アブラハム・デンマーク事務所では別の分析をしている。金氏は張氏を必要としなくなったからだというものだ。張氏の権力で希薄化されるのを嫌ったのだという仮設がフランス通信(AFP)に出されているがいずれも張氏に対する怨念が実行化されたものだといえる。




【参考記事】

L'oncle du dirigeant nord-coréen a été exécuté

LE VENDREDI 13 DÉCEMBRE 2013 À 08:07