ミッテラン大統領政権下の大臣であったジャン・ピエール・シュベンヌモン氏は夜のフランス国営放送テレビA2で2012年の大統領選挙に出馬することを宣言した。同氏は市民と共和主義者の運動(MRC)の名誉総裁で2002年の大統領選挙では5.3%を投票している。
2012年の仏大統領選挙決戦投票の11月はじめの世論調査ではフランソワ・オランド社会党大統領候補は62%を獲得し、サルコジ大統領は38%とそれぞれ前月の世論調査から比較して上昇している。
シュベンヌモン氏は現在の低迷した政治のレベルを高めたいと抱負をかたった。
ジェベンヌモン氏が加われば第一次投票の広がりがされに出てきて左派全体の受け皿が大きくなるのは確実だ。ただシュベンヌモン氏がオランド氏を尊敬しているのはわかるが、どのように共闘するのかは話しになかった。
今後はドミニク・ド・ビルパン元首相などが大統領選挙出馬声明をすることで、ますます多数候補による2012年の大統領選挙となることは右派の選択肢として非常に重要だし好ましいことでもある。
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